この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜空に煌めくアラベスク
第10章 やぎ座の女
「あ、私はそんなに飲めませんから…」
「いえ、今夜は特別なんだから。兄貴を偲んで是非とも飲んでくださいよ」
宗二から夫の子供時代に親に叱れた思い出や、和代さんと巡り合えて兄貴も幸せだったと思うという話を聞かされ、主人の遺影を眺めながら安らいだ時間を過ごした。
宗二に勧められるまま何杯もお代わりしてしまい、元々アルコールに弱い和代は日々の疲れも手伝って、気付いた時には酩酊状態となり、そのままダウンしてしまった。
どのくらい時間が経ったのか定かではないが、主人の『和代…エッチしようか?』という声…
この声は?と、なんか妙な感じでしたが、夢心地で夫が夫婦の営みに誘いにきてくれたの?と体が疼き始めた。
そして気付いた時には全裸で、宗二に添い寝をされていた。
びっくりして起き上がろうとしたが、頭が朦朧として身体も鉛のように重く、事の成り行きを理解できず、心拍数だけが上昇してゆく。
義弟の宗二が和代の耳元で「ずっと寂しい思いをしてきたんだろ?お義姉さんの下半身の面倒を見るのが残された僕が出来る兄さんへの恩返しだと思うんだ…」と言って、彼が股間に伸ばしてきた。和代は、その手を必死に拒んだ。
宗二が和代の体に覆い被さってきて「お義姉さんが寝ている間にキスをさせてもらったよ。だから僕を受け入れて…」と囁く。
こんなにも間近で彼と見つめ合うのも初めてで、夫と瓜二つの顔で囁かれると、夫との初夜を思い出してしまう。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


