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『春の嵐』
第4章 心美
心美にコクってフラれた竜馬が、この一件に関わっている・・・。あの小心者の竜馬が・・・。図体はデカいが、気が小さいことは心美も朋華も、いいえ、女子の大半が知っていた。
フラれたフラストレーションで、陰謀を巡らしたとしても、一人ではできないから、あちこちに誘ったのかもしれない。朋華はそう思った。小心者の竜馬らしいと思った。
竜馬が変態の駿介を誘い、駿介が郁美を誘い、郁美が里奈を誘った。駿介が匡彦や智輝を誘って・・・。そして、クラスの半数が・・・。
心美と恵樹が付き合うことに関しては、許せないけど・・・。
だからと言って、竜馬や駿介、アイツらクソみたいな男や、郁美や里奈に加担するつもりはないわ!
それが朋華の思いだったが、郁美も里奈も朋華の心の内には気が付かなかった。その二人に声を掛けられた朋華。陰謀の全貌を知りたいと思った。
「どうしたの?」
声を掛けてきた二人の方を見た。
「最近、心美の住むマンションに恵樹が通っていること知っている?」
郁美が朋華の顔を覗き込むようにして話した。そこまで二人が進展しているとは思っていなかった朋華。だから、郁美の言葉に驚いた。
「知らなかったみたいね」
郁美が笑った。
「本当なの?」
朋華が訊いた。里奈が、
「本当よ。私も郁美も一緒に帰るでしょ。心美の住むマンションのエントランスから出てくる恵樹を何度か見かけたし、一度は、心美が見送りに出てきていたわ」
と、話した。
「ということは、当然、男女の仲になっているってこと。許せる?」
郁美が朋華に言った。何となく、自分が恵樹を好きだということを暗に言われたように感じた朋華。確かにそうだけど、別に、男女の仲になりたいとは朋華は思っていなかった。もっと、仲良くなりたいとは思っていたけど・・・。でも、恵樹と心美が・・・。それは、
「許せない」
と、朋華が言った。それは本心だった。二人が性関係を・・・。想像したくなかった朋華。
「でしょ。でさ、心美を懲らしめようっていうことになって、私と里奈、それに、駿介や竜馬、智輝、匡彦とか誘って、今、ある計画を練っているのだけど、朋華も参加しない?」
郁美が朋華の顔を見て訊いた。横に立つ里奈も朋華の顔を見ていた。
フラれたフラストレーションで、陰謀を巡らしたとしても、一人ではできないから、あちこちに誘ったのかもしれない。朋華はそう思った。小心者の竜馬らしいと思った。
竜馬が変態の駿介を誘い、駿介が郁美を誘い、郁美が里奈を誘った。駿介が匡彦や智輝を誘って・・・。そして、クラスの半数が・・・。
心美と恵樹が付き合うことに関しては、許せないけど・・・。
だからと言って、竜馬や駿介、アイツらクソみたいな男や、郁美や里奈に加担するつもりはないわ!
それが朋華の思いだったが、郁美も里奈も朋華の心の内には気が付かなかった。その二人に声を掛けられた朋華。陰謀の全貌を知りたいと思った。
「どうしたの?」
声を掛けてきた二人の方を見た。
「最近、心美の住むマンションに恵樹が通っていること知っている?」
郁美が朋華の顔を覗き込むようにして話した。そこまで二人が進展しているとは思っていなかった朋華。だから、郁美の言葉に驚いた。
「知らなかったみたいね」
郁美が笑った。
「本当なの?」
朋華が訊いた。里奈が、
「本当よ。私も郁美も一緒に帰るでしょ。心美の住むマンションのエントランスから出てくる恵樹を何度か見かけたし、一度は、心美が見送りに出てきていたわ」
と、話した。
「ということは、当然、男女の仲になっているってこと。許せる?」
郁美が朋華に言った。何となく、自分が恵樹を好きだということを暗に言われたように感じた朋華。確かにそうだけど、別に、男女の仲になりたいとは朋華は思っていなかった。もっと、仲良くなりたいとは思っていたけど・・・。でも、恵樹と心美が・・・。それは、
「許せない」
と、朋華が言った。それは本心だった。二人が性関係を・・・。想像したくなかった朋華。
「でしょ。でさ、心美を懲らしめようっていうことになって、私と里奈、それに、駿介や竜馬、智輝、匡彦とか誘って、今、ある計画を練っているのだけど、朋華も参加しない?」
郁美が朋華の顔を見て訊いた。横に立つ里奈も朋華の顔を見ていた。

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