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Sturm und Drang-疾風怒濤-霞んだ空の向こう側
第5章 朋華
高校進学で選んだのは女子校。

理由は、悩み事を減らしたかったから。そして、男子が疎ましかったから。女子の喧嘩や諍いの原因は、男子。

そして、男子の喧嘩や諍いの原因は女子。

『混ぜるな危険』

そう思ったから朋華は女子校を選んだ。それは正解だったと改めて思ったのは、今回のこと。「心美をシェアする」なんて、言ってしまえる犬畜生のような言動をする男子の存在は、怖かった。匡彦、智輝の会話の内容には戦慄すら感じた。

男子が揃いも揃ってそうではないと思いたいけど、発案は、竜馬と駿介。賛同したのは、他にも多数。

幸い恵樹は巻き込まれていなかった。ま、心美の彼氏という扱いになっていたから当然だけど。

でも、心美と恵樹・・・。何もなかったのかしら・・・。エッチはともかくとして、数分かもしれないけど、心美の住むマンションの部屋で一緒に過ごした時間が・・・。しかも、心美の両親は勤務医で多忙。夜になるまで一人で過ごしていると心美に聞いたことがあった。

そんなところに恵樹が。何も起こらなかったの?それに郁美や里奈が言っていたエントランスで見かけた時間は確かに、何も起こらなかったことを示唆する時間だったけど、それ以外の日に、みんなが乗るバスが通らない時間帯に、二人が一緒だった可能性はないの?

恵樹の説明は、心美の住むマンションから出てくるところをみられた日のことだけで、それ以外の日に、心美の住むマンションに行っていないとは一言も言っていない。

みんな、知らないものね・・・。二人が一緒に帰る途中、ここで話し込んでいたこと。

ここで何を話していたの。でも、ここで話すということは、心美の住むマンションで何もなかったのかも。別に話すのなら、心美の住むマンションの部屋で話せばいいのだから。

だから、やはり、何も二人の間にはそういうことは、なかったんだよね。そう思いたい。そう思わないとツラい・・・。

朋華は自分に言い聞かせた。二人には何もなかったのだと。
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