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Sturm und Drang-疾風怒濤-霞んだ空の向こう側
第6章 引越
心美の場合は、香菜や早苗とは違う理由。郁美と里奈のイジメもあった。二人はその点は疚しさがあった。
でも、それほどの理由だとは思えない。まして、卒業間際で転校するほどの。先生は退学したと言ったが、信用できない。そんなはずはない。
理由は、イジメを放置したこと。そして、反対に被害者の心美を追い出そうとした学校側の対応だった。そして、心美を庇おうとする心美の友達を引き離そうとした学校の画策。
竜馬は知らなかったが、竜馬の母親も学校に心美の追放を働きかけていた。郁美と里奈の母親も心美の追放を働きかけていた。
竜馬の母親からすれば、息子がラブレターを書いて渡したのに無視した心美が許せなかった。息子がラブレターを書いたことは知っていた。そして、添削もした。心美が破り捨てたラブレターは、竜馬と母親の母子合作。それを拒否した心美。
竜馬は落ち込んだ。それを知った母親は激怒した。
郁美はそもそも心美が好きではなかった。郁美は竜馬が気になっていた。その竜馬が心美に気があることは小学校の高学年くらいからわかっていた。そして、竜馬が心美にフラれた。
自分が好意を持っている男子の好意を拒絶した心美。竜馬に好かれているだけでも羨ましく、妬ましいのに、それを拒絶した事実を知った時、郁美は心美を憎んだ。自分なら喜んで受け入れるのに、それを拒絶する心美に。
里奈もそもそも心美が好きではなかった。里奈は恵樹が気になっていた。でも、不器用な里奈は恵樹に上手く近づくことができなかった。小学校の低学年の頃は、梨々香という壁があった。梨々香と恵樹の関係に距離ができたとき、里奈はチャンスだと思った。しかし、自分より早く近づいたのは心美だった。
梨々香、里奈、心美は男子の憧れだった。活動的で男勝りな姉御肌な性格でスタイルも良く顔立ちも整っている梨々香。語学堪能で躍動的でポージングが上手く自分をプロデュースする里奈。大人しく愛くるしい瞳と笑顔の愛されキャラの心美。
梨々香から離れた恵樹は、梨々香と方向性が似ていた里奈より、真逆の心美を好んだのかもしれないが、里奈は、心美に上手くしてやられてという感覚しかなった。梨々香の後塵を拝していたとはいえ、心美よりは自分は魅力的だと確信していた里奈にとって、この結果は、そう思うしかなかった。
でも、それほどの理由だとは思えない。まして、卒業間際で転校するほどの。先生は退学したと言ったが、信用できない。そんなはずはない。
理由は、イジメを放置したこと。そして、反対に被害者の心美を追い出そうとした学校側の対応だった。そして、心美を庇おうとする心美の友達を引き離そうとした学校の画策。
竜馬は知らなかったが、竜馬の母親も学校に心美の追放を働きかけていた。郁美と里奈の母親も心美の追放を働きかけていた。
竜馬の母親からすれば、息子がラブレターを書いて渡したのに無視した心美が許せなかった。息子がラブレターを書いたことは知っていた。そして、添削もした。心美が破り捨てたラブレターは、竜馬と母親の母子合作。それを拒否した心美。
竜馬は落ち込んだ。それを知った母親は激怒した。
郁美はそもそも心美が好きではなかった。郁美は竜馬が気になっていた。その竜馬が心美に気があることは小学校の高学年くらいからわかっていた。そして、竜馬が心美にフラれた。
自分が好意を持っている男子の好意を拒絶した心美。竜馬に好かれているだけでも羨ましく、妬ましいのに、それを拒絶した事実を知った時、郁美は心美を憎んだ。自分なら喜んで受け入れるのに、それを拒絶する心美に。
里奈もそもそも心美が好きではなかった。里奈は恵樹が気になっていた。でも、不器用な里奈は恵樹に上手く近づくことができなかった。小学校の低学年の頃は、梨々香という壁があった。梨々香と恵樹の関係に距離ができたとき、里奈はチャンスだと思った。しかし、自分より早く近づいたのは心美だった。
梨々香、里奈、心美は男子の憧れだった。活動的で男勝りな姉御肌な性格でスタイルも良く顔立ちも整っている梨々香。語学堪能で躍動的でポージングが上手く自分をプロデュースする里奈。大人しく愛くるしい瞳と笑顔の愛されキャラの心美。
梨々香から離れた恵樹は、梨々香と方向性が似ていた里奈より、真逆の心美を好んだのかもしれないが、里奈は、心美に上手くしてやられてという感覚しかなった。梨々香の後塵を拝していたとはいえ、心美よりは自分は魅力的だと確信していた里奈にとって、この結果は、そう思うしかなかった。

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