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Sturm und Drang-疾風怒濤-霞んだ空の向こう側
第7章 疼き
恵樹。あなたは私だけのもの。誰にも渡さない。卒業して他の学校に行くことになっても、私を忘れることなんてできない。だって、ファーストキスは一度きり。そして、一人だけ。

恵樹にとってのファーストキスは梨々香。梨々香にとってのファーストキスも恵樹。互いにファーストキスだった。

梨々香の鼻腔に広がる小学校の低学年の頃にはなかった恵樹から発する男の匂い。そして、恵樹の鼻腔に広がる小学校の低学年の頃にはなかった梨々香から発する女の匂い。

ただ、互いに初めて嗅ぐ匂いに、酸っぱい匂いと感じた梨々香。そして、甘い匂いと感じた恵樹。そして、混ざると甘酸っぱい匂いになった。

梨々香が勇気を振り絞って、舌を自分の唇の間から恵樹の唇の間に挿し入れて行った。侵入してくる梨々香の舌に抵抗することなく、受け入れた恵樹。ただ、その梨々香の舌に沿わせるようにして舌を自分の唇を経て、さらに梨々香の唇も経て梨々香の中に入っていく恵樹の舌。

そう。手を握ったら握り返す、ハグされたらハグを返すのが二人のルール。当然、キスをして、舌を入れたら、入れ返す。そして、結果、絡み合った舌と舌。

ハグしたまま顔を近づけキスして、舌を絡ませる濃厚なキスをした二人。ここは二人だけの世界。

でも、現実には、ここは小学校の図工準備室の裏側。誰も来ない。それはわかっていても、ここは学校の内側。

濃厚なキスをしている二人の口角から滲み出す唾液。鼻孔から溢れ出す息。

自然と熱くなり立ち上がる恵樹の陽物。戸惑う恵樹。ハグしたままだと梨々香に気が付かれてしまう。焦る恵樹。

一方、梨々香も潤い出した陰部の奥に気が付いてた。それに割れ目の襞が湿り始めていることも自覚していた。何より下腹部の内側が熱くなって、陰蕾が硬くなり、切ない気持ちになっていることはわかっていた。

そして、互いに制服のスラックスとスカートの布地、下着の布地があるとはいえ、恵樹の陽物が立ち上がり、梨々香の上付きの陰部の割れ目の辺りに接触してことは、互いにわかっていた。

図工準備室へつながる廊下に足音が響いた。カツッ、カツッという硬い音。

絡めていた舌をどちらがと言うことも無く放した二人。ハグしていた互いの腕を放し、

「誰か来るわ」

梨々香が囁いた。頷いた恵樹。視線で物陰に隠れるように指示した梨々香。梨々香も恵樹もそこに隠れた。足音は近づいてくる。
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