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Sturm und Drang-疾風怒濤-霞んだ空の向こう側
第7章 疼き
何度も失敗する・・・。

駿介が、

「在校生、着席」

で、間違って座ってやり直し。匡彦が、

「卒業生、起立」

で、勢い余って前方向に倒れて、パイプ椅子を倒してしまい、やり直しとなり、

「押すなよ」

と、一人で勝手に倒れたのに、下岡に責任を擦り付ける匡彦。呆れる下岡。小さな下岡が押したとしても、匡彦が倒れるはずもなく、単に自分の身体に着いた大量の脂肪の重さにバランスを崩しただけだと誰でもわかるのに、責任転嫁せずにはいられない匡彦。そして、それを見て、やってられないと失笑と嘲笑、そして、怒りで見る女子多数。

回数を重ねると他の生徒は座り方も荒い感じになっていったが、梨々香と朋華は、徐々に丁寧に座る感じに。というのも、座るときの振動で陰奥が刺激されてしまうから。

いい加減に通して予行練習を終えたい梨々香と朋華。

やっとのことで、無事に最後まで通してできて、安堵した二人。しかし、教頭の安田が、

「中学三年生にもなって、指示に従って動くだけなのに、なぜできない。小学生でもできるぞ」

と、全員を座らせたままで、説教モードに。大きな失敗から小さなミスまでノートに記録していたらしく、名前を挙げて、説教。さらに、名前を挙げた生徒に、

「立て。お前のミスでやり直しになった。反省して、みんなに謝罪しろ」

と、言い出した。これがここの中学の伝統ではなく、教頭の出身高校の伝統。失敗したら、何を失敗して、周りに謝罪し、反省し、今後、どのように気を付けるか、どのように取り組むかを説明させる。体育館の時計は、開始から1時間を過ぎていた。約五十分で十数回のやり直し、そこから、十分間程度の反省。しかし、反省で指名される生徒の数が何人なのか・・・。

駿介、匡彦、竜馬、孔明、祐光、顕、貫太郎。それぞれ十分ずつで、一時間を超えた。

どうでもいい男子の反省。梨々香は反省する男子の列で前を向いて座っている恵樹の顔を見た。同じように朋華も見ていた。思い出してしまう図工準備室の裏側での出来事。思い出したら潤うことはわかっていた。でも、この長い苦痛な時間。しかも、正面に座る恵樹の顔が見える状況。思い出すなと言われても無理というのが、二人の本音。

もう一度、キスされたい梨々香。自分もハグをして、キスをしたい朋華。妄想しかできない状況。ただ、ただ、座り続けるだけの状況。
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