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Sturm und Drang-疾風怒濤-霞んだ空の向こう側
第8章 告白
そして、ハグ禁止の次に出されたのは、男女交際禁止。小学生の低学年にする指導なのか。これは甚だ疑問だった。女子は反発したのは朋華も知っているし、自分も反発した。そして、女子に嫌われている男子と、その男子の意中の女子を無理やりグループ活動などで同じグループにして活動させた学校の在り方にも、学年が上がるにつれて、女子を中心に批判的な声が高まった。中学受験するかどうか。悩んだが、地域の他の私立の難関中学校を受験しても合格の見込みはなかった。だから、諦めた。でも、高校は違う。上から下まで、いろいろな特色のある学校がある。だから、不満だった女子は半数以上が受験して他校に出ることになった。のほほんと高校に進学するのは男子ばかり。

入れ替わりに高校から入学してくる外部生が、その穴を補充することになっている。小中高の共通のセーラー服風の制服は、地域の女子のなかでは「可愛い」と評価されている。だから、附属中学から附属高校に内部進学する生徒の数が少なくても学校は困らないと判断していると朋華も、他の女子生徒も聞いていた。実際、外部から受験してくる生徒の方が、偏差値的には高いのかもしれなかった。外部進学する生徒の多くは、偏差値的には、今いる学校より下位に行く生徒が多いのも事実。

男子の母親たちからは、

「バカ女子が出て行って、賢い女子が入ってきた方が学校のためだし、息子達もいい環境で勉強できる」

という声が上がっていることは、女子の大半が知っていた。でも、世間の評価は別だった。

「育ちの良さそうな女子が消えて、育ちの悪そうな女子が増える」

それが一般化していた。やはり、小中公立の女子と、小中私学の女子では雰囲気が違うというのはあるのかもしれない。それは、中学校から入ってくる外部生に関しても同じ。言葉遣いが荒く、制服の着こなし、カバンの持ち方だけでも違う。とはいえ、内部生も年々、私学らしさが失われていると言われていたが・・・。

スラックスを穿く女子は、その典型だと朋華は思っていた。スラックスを穿くこともある梨々香に対する反発もあったけど、そんな梨々香ですら、行事のときはスカート。スラックスは穿かない。

でも、中学や高校で外部から入ってくる女子の半数はスラックス。スカートは穿かない。理由は簡単。プリーツのアイロン掛けが邪魔くさいから。それが、本音。
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