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Sturm und Drang-疾風怒濤-霞んだ空の向こう側
第8章 告白
「えっ?帰るの?」

と、驚く朋華に、

「って、帰ろって、朋華も言っていたよね」

と、訊く恵樹。確かに、先程、朋華は、ベンチに座るとスカートの布地に溢れた蜜が付くから苦し紛れに『帰ろ』と言った。

「まだ、帰りたくない」

朋華が『いやいや』というように首を左右に振って甘えるように恵樹の顔を見つめた。

「でも、暗いよ」

公園には何か所かの街灯はあった。でも、斜面のベンチを照らすほど明るい街灯はなく、上のバス通りの街灯の明かりが微かに届くという程度。足元が見えないとか、歩くのが怖いというほどではないが・・・。

「大丈夫。これくらいの方が、ここに、わたしたちがいることに気が付かれないで済むわ」

朋華は暗に、二人だけの世界だと伝えた。頷いた恵樹。

「ね。もう一回、キスしよ」

甘える朋華。立っている恵樹に顔を上げて目を閉じた朋華。恵樹が顔を寄せて、軽くキスした。そして、離れた。

「それだけ?」

朋華が戸惑っていた。もっと舌を絡ませるキスを望んでいたのに。

「そこにキスするよ」

恵樹が指差したのは、座った朋華のスカートの膝の上。先程の刺激を思い出した朋華。でも、どうするの?と首を傾げた。

「両足をベンチに乗せて体育座りしてみて」

恵樹が笑った。言われた通りにしてみた朋華。ベンチの奥行きがないから膝が立った姿勢になった。すると、スカートが捲れて、膝小僧まで見えた。

「そう。で、こうやって」

恵樹が言いながら朋華の膝小僧を左右に傾けて行った。足裏が合わさるような感じ。まるで足の裏で合掌するような感じ。土の上に膝をついて顎をその足裏の合掌の上に乗せた恵樹。

その視線の先に朋華の陰部があった。

「恥ずかしいよ」

朋華が小さな声で恵樹の顔を見つめながら話した。

「大丈夫。俺しかここにはいないから」

恵樹が朋華の顔を見上げて笑った。それはそうだけど・・・。恵樹に、見られていると思うと恥ずかしい・・・。救いは、恵樹が他の女性のここを見たことがないということ。比較されないというのは、救い。でも、もしかしたら、梨々香ともこんなことをすることになったら、比較されるかもしれない。それが一抹の不安。

あと、救いは暗かったこと。バス通りにある街灯の明かりは微かにしか届かず、照らすというほどではなかった。ただ、溢れ出した蜜は、その微かな光にも反射していたが。
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