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後輩遊戯。体力あるのね、あなたって
第22章 鳴り始めた電話(2)
「あっ、もしもし、西村くん…途中だったわね(あっ、あっん)・・違うって、彼氏の家じゃないよ…うん、また電話する(あっ、あああ)。じゃあ、はい。大丈夫だって。あっん、じゃあね。」

電話を急いで切った。

「もう、ばか・・・いじ・・わるぅ・・・だめだって。聞こえて・・あっん、あっん、もう、だめだって。あっ、あああっ、いく、いっちゃう」。私の心とは逆に体は快楽に反応する。

「電話中はやめて。西村くんに聞こえちゃったでしょ」

「美香さん、西村って3課のですよね。仲いいんですか?」

「ゴルフ仲間よ。言わなかった?西村くんのこと?」

「聞きましたけど、ゴルフ終わったら、そいつとどこ行くんですか?」

「皆で食事よ。」

「美香さん、前も西村とゴルフ行ってましたよね?そのとき、電話したけど朝まで電話繋がらなかったけど…こいつとどういう関係なんですか?」

(・・面倒くさいわね…なにもないわよ。それに、彼のこと、こいつ呼ばわり?何様?)

私は彼の言動に少しイラっとし、こう続けた。

「矢部くん、聞いてくれる。矢部くんは私の彼氏でもなんでもないの。こんな関係続けてて、誤解させた私も悪いんだけど、いつ私があなたと付き合うって言った?西村くんとはゴルフ仲間なの。それ以上のことはないの。そして、もし彼と何かあったとしても絶対にあなたには言わないし、彼とのことは矢部くんには関係ないことなの。それとね…西村くんのこと、こいつって言わないで。腹立つから。」

彼はうつむいたまま、何も言わない。

「矢部くん、いい機会だから、この関係もうそろそろ終わりにしないかな?」

「本気で言ってるんですか?僕が悪かったです。すいません。」

「矢部くん、もう今日は帰ろう。そして、明日以降、話しして、いずれにしてもこの関係を見直しましょう。大人としてケジメをつけるって大事なことだからね。」

彼の顔が曇る。

「僕が嫌と言ったらダメですか?」

「矢部くん、分かって欲しいことが一つだけあるの。それはね、どちらかが相手のこと嫌いになったら、もう恋は終わりなの。元には戻れないの。」

続けざまに、

「あのね、前から思ってたの。だから分かって。単なる思いつきじゃないし、今日のことだけが理由じゃないのよ。これまで色々あって、それで、いつかって決めてたのよ」
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