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シアター"名画座"で逢いましょう
第9章 独りだけの名画座

今日から新しい作品になるのだと受付けの熟女さんが教えてくれた通り、以前とは違う作品が上映され始めた。

これは…上野駅かしら…

こんなピンク映画なのに、ちゃんとロケをしているのねと、思わず感心して上映されている作品に没頭してしまう。

揺れる電車の車内…
朝のラッシュアワーなのだろうか、車両内はギュウギュウ詰めだ。

そこに満員電車の人々に押されて、ドアに貼り付くように車窓を眺めている女性。

そこでスカートを履いている彼女のヒップがアップで映し出される。
その丸みをおびた綺麗なヒップラインに電車の揺れに合わせて誰かの手がツンツンと何度もノックするように押し当てられる。

やがて電車が揺れていなくても、その手は彼女のお尻から離れてゆかない。

えっ?という女優の表情と、お尻でモゾモゾ動く誰かの手のカット割りが交互に映し出される。

最初は手の甲をお尻に押し当てていたのに、女優さんが押し黙って抵抗しないのを確認すると、不意に手のひらを返してムニュムニュと尻肉を揉み始めた。

彼女が後ろを振り向こうとしたそのタイミングで電車が大きく揺れて、彼女は後ろを振り向くどころか電車のドアに体が押し付けられてしまう。

身動きできなくなったのを見透かすように、お尻を揉んでいたその手はスッとスカートの中に差し込まれた。
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