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エロ本を拾っただけなのに2 ~熟母・香代子~
第13章 《娘が運んだ甘い罠》
翌日の午後。

「お母さん、いるー?」

優香は香代子の部屋を訪れ、例の茶封筒を手渡した。

「聡さんがね、出産したらみんなで旅行に行こうって。お母さんへのプレゼントだから、行き先をお母さんに選んでほしいって言って、これ買ってきてくれたの」
「まあ……聡さんが?」

香代子は封筒を受け取りながら、胸の奥がトクンと甘く跳ねるのを感じた。

(あの人は、私のことをそんなに気にかけて……)

娘の夫からの優しさに、香代子の女としての自意識が心地よく刺激される。優香が帰った後、香代子は少し熱を帯びた頬を押さえながら、1人きりのリビングでウキウキとした気分で茶封筒の封を切った。

中から数冊の旅行雑誌を取り出し、パラパラと眺めていく。
だが、3冊目を手に取った時、香代子は奇妙な違和感を覚えた。表紙には美しい温泉宿の写真が印刷されているが、持った時の重さや、中の紙のざらついた質感が、他の2冊とは明らかに違っていたのだ。
不思議に思いながらページをめくった瞬間、香代子の息がピタリと止まった。

目に飛び込んできたのは、美しい温泉の風景などではなかった。
艶かしい下着姿で、胸や秘部をあられもなく露わにした、10代や20代の若い女たちの淫らな姿。なんとそれは、旅行雑誌の表紙をカモフラージュとして被せただけの、正真正銘の官能雑誌だったのだ。

「な、なにこれ……っ!」

香代子はパニックに陥り、弾かれたようにバタンと本を閉じた。
心臓が早鐘のように鳴っている。娘の夫が、まさかこんな破廉恥な本を持っていたなんて。しかも、カバーを掛け替えて隠していたものを、間違えて義母である自分に渡してしまうなんて。
すぐに元の封筒に戻そうとした香代子の手が、ピタリと止まった。

(……聡さんは、優香が妊娠中だから、こういう若い女の子たちの本で我慢しているのね……)

見てはいけない。そう理性が激しく警告するのに、心の奥底で疼き始めた女としての好奇心と、得体の知れない背徳感が、香代子をそそのかした。
ほんの少しだけ。あの圧倒的な牡が、普段どんな若い女の身体を見て興奮しているのか、確かめるだけ……。
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