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空蝉~ウツセミ~
第3章 歪み
雪深いペンションに人の気配は感じられない。


男は気絶している女を担ぎ上げると、人目を忍ぶように足早にペンションの中へと入った。



部屋に入った男は、エアコンを付けるより先に 女の衣服を剥ぎ取る…

下着まで残さず全て。


それから、女を後ろ手に縛りソファに連れていくと
女をソファに浅く寄り掛かる様に置き、足を上げて 片方づつ肘掛けに縛り付けた。


その格好は ソファに括り付けられたまま まんぐり返しをしている…と、例えた方が正確だろう。



そこまでの作業を終えると、男はやっと 暖房のスイッチを入れ明かりを付けた。


ソファには、裸で大股を開きみっともなく女性器をさらけ出す女が
未だ意識を失ったままの姿が明かりに照らし出されていた。


「バカ女がっ よく寝てやがる」


男は 苦々しく呟くとキッチンに向かい 予め買っておいた バドワイザーを手にとり 一気に煽る。


飲み干した瓶をテーブルに置き、女の正面に腰を下ろすが、一向に気が付く気配はない。



男は 目の前に広げられている女の股の穴に指を伸ばした。


ツプリと、第一関節までは入ったモノの、まだ濡れていない穴は 指の侵入を阻む。

それでも男は
指を乱暴にグリグリと回転させながら 穴に無理矢理突っ込んだ。


「ひぃぃぃっ」


下半身に走る痛みに女が目を覚ます。


女の視界には、大きく広げた股と 自分の女性器に指を射し込む男の姿が見えた。


女と目があった男は ニタリと嫌な笑みを浮かべたかと思うと、女に見せ付けるように ズボズボと激しく指を出し入れする。


「ひぃぃぃっ 痛いっ 痛いッ やめてっ 痛いっ 痛いぃぃぃぃっ」


泣き叫ぶ女の顔を嬉しそうに眺めながら、男は更に激しく そして乱暴に指を出し入れするのだった。




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