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空蝉~ウツセミ~
第4章 激甘?
甘くとろける口付けに身体の芯があつくなる…

唇から彼の体温が流れ込んできてそれだけで幸せ。


クチュッと音がして唇が離れた。


「ねぇ…俺の事、好き?」

「うん…大好き」


「本当?」

「うん…本当」


「だったら、俺の事、拒絶しない?」


「うん…しない」


「絶対に【NO】って言わない?」

「うん…言わない」

「約束だよ?」


「うん…約束する」


彼の言葉に素直に応じると、ニッコリと微笑む彼と唇が重なって…

口付けをしながら、あっと言う間に、私は 産まれたままの姿にされてしまう…


「つっ… 恥ずかしいよ」


蒼白い蛍光灯の元、自分だけが肌を晒している事が恥ずかしくて 身体を丸めた。


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