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空蝉~ウツセミ~
第4章 激甘?
「恥ずかしいの?」

「うん…」


「どうして?」

「だって…私だけ裸なんて…」


「綺麗だよ?」


つぅ~っと、彼の指先が脇腹をなぞる…

「ふぁっ…んっ」


「感じちゃった?」

「うん…」


「どんな風に感じた?」


「うん…ゾクゾクってした」


「じゃあ、これは?」

彼の指先は、ソファの上に体育座りをするみたいに縮めた足の膝から太股辺りまでをなぞった。


「あふっん…」


背筋まで撫でられた様な感覚に 更に膝を強く抱き抱えると、彼の腕が、ゆっくりと交差された私の腕をほどく…


「君の全てを教えて?」


「うん…」



戸惑いながら答えると、私は全裸のままソファに座らされ、彼は 私の前に膝をついた。





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