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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第151章 深まる絶望、引き裂かれる心
『ククッ……まあ、2、3日ならな。その間に……俺の部屋でたっぷり抱かれながら、これからどこに行くか決めればいいさ』
『あぁっ……嬉しい……っ! 2、3日……真壁さんのところで……っ、あっ……たくさん抱いてもらうのっ……! 真壁さんの熱いので……私を……あはぁっ、めちゃくちゃにしてぇっ……!』
画面の向こうで繰り広げられる、あまりにも卑猥で残酷なやり取り。夫の尊厳も、二人の思い出も、家庭すらも壊し去ろうとする妻の喘ぎ声と肉体の交わりが、雄一の視覚と聴覚を通してその精神を容赦なく苛んでいく。
「あ……あぁぁ……っ……!」
雄一の口から、言葉にすらならない絶望の呻きが漏れ出した。美咲の言葉で立ち直りかけた心はまた抉られ、胸の奥で何かが壊れていく。
「……もう……だめだ……。僕の知っている澪は……もうどこにもいない……」
虚ろな目で画面を見つめたまま、膝から崩れ落ちて呟く雄一。その肩を、美咲は包み込むようにしっかりと抱きしめ、必死の思いで声をかける。
「お兄さん、しっかりして……っ! 諦めちゃダメよ……! 今の奥さんは正気じゃないの。絶望と快楽に混乱して、自分でも何をしているのか分からなくなっているだけ……。だから、お兄さんまで心を手放しちゃダメ……!」
美咲は雄一の顔を両手で挟み込み、自分の温もりを直接分かつように強く訴えかけた。雄一は弱々しく首を振り、縋り付くような眼差しで美咲を見つめ返した。
「……じゃあ……僕はどうすればいいんだ……っ? 目の前で妻が他の男に心を売り渡し、僕を拒絶しているんだぞ……! もう、どうしたらいいのか分からないんだ……っ!」
搾り出すような雄一の叫びに対し、美咲は揺るぎない力強さと温かみを宿した瞳でまっすぐに見つめ返し、明確な答えを返した。
「言葉に惑わされちゃダメ。奥さんがどれだけ酷いことを言っても、それは本心じゃない……お兄さんを傷つけることで、自分自身の絶望から逃げようとしているだけなの。だからお兄さんは、怒ったり諦めたりするんじゃなくて、ただ『全部を受け止めて、それでも愛している』って態度を示し続けるのよ。奥さんがどんなに狂っても、お兄さんだけは絶対に愛の手を離さない。それが、壊れかけた奥さんを繋ぎ止める唯一の道なの」
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