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影を背負った愛~足りない愛を、君に
第16章 会社で疼く恋~平日の秘密の距離/火曜日~
彩香はベッドの上で足をばたばたさせながら悶えた。
枕に顔を埋めて、足の指まで赤くなっている。

彩香 21:45
[うさぎが土下座するスタンプ]
[照れながら穴に潜るモグラのスタンプ]
もう……健治さん、意地悪…… (ノシ ´•̥ו̥` )ノシぺしぺし
会社で普通にできないんですもん……( ;∀;)

健治さん 21:46
意地悪か。
お前が可愛すぎるのが悪いんだぞ。
給湯室で抱きしめた感触を思い出して、
仕事中に何度も彩香の背中を思い出してたのは俺の方だ

彩香 21:48
[顔を真っ赤にした猫が爆発するスタンプ]
[ハート目で倒れるうさぎスタンプ]
……やめてください(///)
そんなこと言われたら、明日もっと避けちゃいます(/ω\)

健治さん 21:49
避けてもいい。
ただし、日曜夜はちゃんと俺に甘えること。
お前は俺の彩香だ。他の誰にも渡さないし、
こんなに可愛く照れてる顔も、俺だけが見たい

彩香 21:51
[うさぎが両手で頰を押さえて赤くなるスタンプ]
[ハートが飛び出すクマのスタンプ]
……健治さん、優しいのに
独占欲強すぎて……ずるいです(´・ω・`)♡

健治さん 21:52
ずるくていい。
お前を本気で愛してる証拠だからな。
……明日も好き避けするなら、
夜にその分たっぷり甘えろよ。
約束な

彩香 21:54
[うさぎがこくりと頷くスタンプ]
[ハートをたくさん飛ばすクマのスタンプ]
……はい。
約束します……(*ノωノ)


彩香は健治さんの「夜にその分たっぷり甘えろよ」という言葉に頰を赤らめながらも、
今朝の悪夢がふと頭をよぎった。
胸のざわつきが抑えきれず、震える指で続きのメッセージを打ち込んだ。


彩香 21:56
健治さん・・・もし職場の皆に私たちが付き合っていることがバレたらどうしますか?
[怯えて泣いているうさぎスタンプ]


送信した瞬間、彩香はスマホを胸に押し当てて布団に突っ伏した。

(……怖い……夢みたいにみんなに噂されて、健治さんに迷惑かけたら……)

返信が来るまで数十秒が、ものすごく長く感じられた。
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