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影を背負った愛~足りない愛を、君に
第19章 会社で疼く恋~平日の秘密の距離/木曜日~
健治 21:23
お疲れ、彩香。
今、筋トレ終わったところだ。
午前の電話は自席で受けたよ。周りには普通に仕事の電話って感じだったと思う。
「彩香」って呼んだのは、つい出ちゃったな……。
でも、声が震えてたのは資料の確認で集中してただけだろ、と周りは思ってるはずだ。
心配かけたな。

彩香 21:25
[ほっとした顔のうさぎスタンプ]
[ペンギンが胸を撫で下ろすスタンプ]
よかったです……本当に心配でした( ; ω ; )
でも、私……電話かけてる間、ずっと昨日のプールのこと思い出してしまって……(*ノωノ)
声が上ずっちゃって、すごく恥ずかしかったです……(n*´ω`*n)
それに午後も……
健治さんの声聞いただけで、なんか……変になっちゃうんです……( ;∀;)


彩香 21:26
……避けようと思ってたのに、
今日も結局健治さんのことばっかり考えてしまって……
私、ダメですね。仕事中なのに、こんなに……(*ノωノ)


健治はソファーに腰を下ろし、画面を見つめて満足げに目を細めた。
彩香が「好き避けしよう」と意識しているのに、
結局甘えてきてしまうところがたまらなく愛おしかった。

健治 21:28
彩香が俺の声で変になっちゃうなんて、素直で可愛いじゃないか。
避けようとしてるのも分かってる。でも、無理に避けなくていいぞ。
お前が俺を意識してくれているのが、俺は嬉しいんだ。
……今、何してるか?

彩香 21:30
ベッドに横になって、スマホ見てます……
健治さんの筋トレ姿、想像しちゃいました(///)
逞しいところ、かっこいいんだろうなって……
あ……また、なんか余計なこと言っちゃいましたね( ; ω ; )
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