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想いあふれて
第3章 濡れたシャツ、肌の熱
「大丈夫?」

彼の優しい声が耳をかすめた。

この感覚は、恐怖ではない。

激しく何かを渇望する───
そういった感情だった。

その想いに体が満たされていくのを感じるうち、
下腹部が熱く火照り、
充血するような感覚に襲われた。

濡れて肌に貼りついた服が、皮膚を刺激してくる。
うまく息ができない。


りつかを満たしていたものは、
激しい性欲だった。
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