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想いあふれて
第3章 濡れたシャツ、肌の熱
濡れた服を脱ぎ合いながら、
何度も唇を重ね合った。
高まる熱が濡れた体を熱くする。
りつかはズキズキするほどの欲望に突き動かされ、
紫苑の首に両腕を回した。
紫苑の優しい口づけが、
唇や頬に与えられる。
そっとベッドに横たえられて、
首筋から胸元にキスが降りるたび、
かすかに体を震わせてりつかはキスを受け止めた。
唇が発する、
小さく爆ぜるような水音が鳴るごとに、
りつかの体は敏感さを増していく。
「あぁっ・・・」
声が零れてしまうけど、
大きな雨音のせいで恥じらいは少なかった。
───出逢ったばかりの男に体を開くはしたない女
そう思われてもしかたがない。
けれども紫苑は
真摯と言えるほどまっすぐな瞳でりつかの双眸を見つめ、
大切なものを扱うような優しさで肌に触れた。
その仕草は、
言葉で何かを訪ねられるよりも、
心をむき出しにされるような恐ろしさと痛みが伴った。
「りつかさん、どうしてほしい?」
何度も唇を重ね合った。
高まる熱が濡れた体を熱くする。
りつかはズキズキするほどの欲望に突き動かされ、
紫苑の首に両腕を回した。
紫苑の優しい口づけが、
唇や頬に与えられる。
そっとベッドに横たえられて、
首筋から胸元にキスが降りるたび、
かすかに体を震わせてりつかはキスを受け止めた。
唇が発する、
小さく爆ぜるような水音が鳴るごとに、
りつかの体は敏感さを増していく。
「あぁっ・・・」
声が零れてしまうけど、
大きな雨音のせいで恥じらいは少なかった。
───出逢ったばかりの男に体を開くはしたない女
そう思われてもしかたがない。
けれども紫苑は
真摯と言えるほどまっすぐな瞳でりつかの双眸を見つめ、
大切なものを扱うような優しさで肌に触れた。
その仕草は、
言葉で何かを訪ねられるよりも、
心をむき出しにされるような恐ろしさと痛みが伴った。
「りつかさん、どうしてほしい?」

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