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想いあふれて
第4章 遠い波音、溶け合う吐息
こっくりとしたカレーが、
舌の上にのせられた。
爽やかな香りのあとにくる
カレーの香辛料の熱さがきわだつ。
スッと抜ける柑橘の清涼感と
スパイスの突き抜ける香りが、
絶妙に調和している。
「信さん、ほんと天才」
りつかは目を見開いて信忠を見た。
「・・・に、しても、
素直にアーンてするとは思わなかった。
子供みたいで可愛かったぜ」
信忠が苦笑交じりに言ったが、
その目には早くも親愛の情が浮かんでいた。
「だって、信さんがスプーンを出してきたから」
りつかは困り顔で信忠を見上げた。
信忠は悪戯そうに笑っている。
りつかは顔を赤くしてうつむいた。
舌の上にのせられた。
爽やかな香りのあとにくる
カレーの香辛料の熱さがきわだつ。
スッと抜ける柑橘の清涼感と
スパイスの突き抜ける香りが、
絶妙に調和している。
「信さん、ほんと天才」
りつかは目を見開いて信忠を見た。
「・・・に、しても、
素直にアーンてするとは思わなかった。
子供みたいで可愛かったぜ」
信忠が苦笑交じりに言ったが、
その目には早くも親愛の情が浮かんでいた。
「だって、信さんがスプーンを出してきたから」
りつかは困り顔で信忠を見上げた。
信忠は悪戯そうに笑っている。
りつかは顔を赤くしてうつむいた。

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