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二重の指輪、ひとつの欲望
第29章 艶(9)
緩やかな肉棒の抜き差しに、ピストンによって粘膜が腫れてきて、アナル内の粘膜がだんだんと熱くなっていく。アナルは肉棒をぐっと締め付ける。性器同士の間には、ちょっとした隙間もないくらいにお互いの性器の粘膜が密着する。例えるなら、抱いている男と一緒に蕩けて、身体の隅々まで一体化してるような気分。

アナルは排泄物を体の外へ出す器官だけど、セックスのときは逆にクイクイと収縮しながら、肉棒を体の奥へ誘い込もうとする。

「あっつ、あああああ、お尻、あつい、いいいいい、Iくん、もっとして、もっといじめて、ああっ・・・はぅ・・・はひぃん・・・。」

私は今まであげたこともないような獣のような高い淫らな声を上げ、腰を振りまくる。自分の喘ぎ声に私の感情は益々昂っていき、快感も増大していった。

私はバックから彼に突かれながら、自分の手を陰部に伸ばし、ぷっくりと膨らみ、皮の剥けた肉芽にタッチした。絶え間なく押し寄せる快感に、クリはこれ以上なく敏感になっている。少し触るだけでも身体が痙攣し、アソコからはじわりと愛液が溢れてくる。

「うっつ、美香、あああ、締まる、いいぞ、いいぞ、美香」

肉棒を食いちぎらんばかりに、男の強ばりをはめ込んだアナルが閉まっている。彼はアナルの中で肉棒をピストンさせ、それから、表と裏の両方の穴で一回ずつ射精した。

私はアナルセックスの悦びに目覚めてから、男にはオマンコとアナルで射精してもらうようにお願いするようになった。Iくんとも、アナルセックスを始め、オモチャも増えていき、その快感の虜になるにつれて、セックスの感度といい、彼と私の肉体関係はパズルのピースがぴったり合うように抜群の相性になっていった。

私はアナルに男根を入れられているときに、淫語を浴びせかけられながら、スパンキングされるのが大好きになっていた。お尻をパシンとぶたれた時、その振動がお尻の肉を伝わり、アナルにインサートした肉棒に響いて、何ともいえない快感が襲ってくる。

それからは、彼は私のお尻をぶつようになり、お互いに激しいアナルセックスが終わった後は、必ずお尻には赤い手形がついていた。そして、彼はその跡を愛おしそうに優しく舐めてくれた。
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