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二重の指輪、ひとつの欲望
第3章 淫(3)
ピンポーン♪

愛犬の柴犬がケージの中で頭をもたげ、その音に反応してワオーンと数回吠える。

リビングのモニターで訪問客を確認してから、門扉の鍵をリモートで開錠する。

「おはよう、さあ、入って。」

**********************
「美香、今日は体調は大丈夫?」

服を脱ぎながら「うん、大丈夫」と答える。

静まり返った寝室のベッドに身を沈め、目を閉じてその時を待つ私の耳に、浴室の水音が途絶えるのが聞こえた。微かな湿気と熱を纏ったIくんが部屋へ戻ってくると、手慣れた仕草で紫色のポーチを開け、ベッドシーツの上に次々と淫具を並べ立てる。ローター、バイブ、アナルバイブ、サイカフスに手枷、足枷、ニップルサック、そしてフィンガーバイブ。私が赤いシリコンを指にはめスイッチを入れると、ブーッという低く卑猥な音が響き、激しい震えがこれから始まる快楽の予感を煽り立てた。そして、最後にハンディカムのビデオカメラを取りだした。

「このオモチャを使って美香のオマンコをグチョグチョにかき回してあげるからな」

そして、「今日のことは、記念に残しとかないとな」というとベッドサイドにビデオカメラを置いた。

彼の下半身には興奮のあまりに腹に届くほど肉棒が屹立し、限界まで怒張した男根が露わになっていた。

「美香、今日はブラ、外してもいいよな?」

彼に促されるまま「脱がして」と身を委ねると、ゆっくりと背中のブラのホックが外される。カチっという金属音とともにカップがずれ落ちた。

いつからだろう・・昔はIくんに小さなおっぱい見られるのが恥ずかしくて、ブラつけたままセックスしてた。いつかのセックスで彼に無理やりブラジャーを外され乳首を吸われたとき、薄暗い部屋だったけど、そこから恥ずかしさはなくなった。

カップから解放された小ぶりの2つの乳房は艶めかしく、薄茶色に色づいたグミのような乳首はすでに硬く勃起し、彼の唇と指の愛撫を今か今かと焦れながら待ちわびている。

「最近、色気が出てきて、さらに綺麗になったよ。オマンコの味も格別だしな」

彼は私の黒髪をかき揚げ、ほんのりつけたチークよりもさらに紅潮した頬を撫でながら、耳元でねっとりといやらしく囁いた。「パパと毎週セックスしているからだろうな」という言葉が、私の奥底にある羞恥と興奮を増大させていった。
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