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ウイングの徒然草
第11章 旧盆の月
死者と月を結びつける感覚は、日本だけのものではないようです。中国には中元節(ちゅうげんせつ)という行事があります。旧暦の7月15日に行われる行事で、亡くなった人や祖先の霊に関わる日とされています。地域や宗教的な背景によって意味合いは違うようですが、鬼節(きせつ)と呼ばれることもあります。日本語で「鬼」と聞くと、角のある恐ろしい存在を思い浮かべますが、中国語圏では死者の霊という意味合いもあるようです。言葉が少し変わるだけで、見えてくる世界も変わります。
仏教にも、盂蘭盆会(うらぼんえ)という言葉があります。お盆の由来として語られることの多い言葉です。少し難しい字ですが、どこか見覚えのある字でもあります。盂蘭盆(うらぼん)という言葉は、サンスクリット語に由来するとされ、そこに亡き人を供養する行事が重なっていきました。日本のお盆も、中国の中元節も、韓国の百中(ひゃくちゅう)も、形は違っていても、旧暦7月15日という日に死者や祖先へ思いを向ける流れを持っています。宗教も国も違うのに、月の暦の中で、亡くなった人を思う日が重なっている。そう考えると、人間というものは、どこにいても同じようなことを考えるのかもしれません。
仏教にも、盂蘭盆会(うらぼんえ)という言葉があります。お盆の由来として語られることの多い言葉です。少し難しい字ですが、どこか見覚えのある字でもあります。盂蘭盆(うらぼん)という言葉は、サンスクリット語に由来するとされ、そこに亡き人を供養する行事が重なっていきました。日本のお盆も、中国の中元節も、韓国の百中(ひゃくちゅう)も、形は違っていても、旧暦7月15日という日に死者や祖先へ思いを向ける流れを持っています。宗教も国も違うのに、月の暦の中で、亡くなった人を思う日が重なっている。そう考えると、人間というものは、どこにいても同じようなことを考えるのかもしれません。

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