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寝取られる妻 妻を狂わせたあの夜
第1章 1
妻と私と二人でホテルにチェックイン。
この日のために確保した部屋は、予想通り、広くて豪華だった。

私も妻も緊張して、あまり会話が無い。
私は、妻に不審に思われないように、隠しカメラのバッグを置く。
二人とも、落ち着かぬまま、居酒屋に予約した時間まで過ごす。
この部屋から出ていき、戻る時は妻と男なのだ。その時、私はいない。

私がこの部屋に帰って来る時には、果たして、妻は寝取られているのか?否か?
そう考えると、私の心臓は早鐘のように大きく鳴った。まるでその音が聞こえるように感じる。

「ちょっと早いけど、行こうか。」私が声をかける。
妻が無言で頷く。

居酒屋の、奥の小上がり。半分個室のような部屋に、私と妻は入った。
妻は、酔うとスケベになる女だ。
性感が高まり、積極的になる。もちろん、私はそれも計画の中に入っている。

妻はレモンサワーを頼む。妻のお気に入りだ。
約束の時間に、少しある。男を待たずに、二人のお酒は始まった。
「乾杯」は無い。緊張を隠すように、妻は一気に半分ほど飲んでしまった。

適当に一品料理をいくつか頼み、男を待つ。
メールでは何十回とやりとりをしたが、電話で一度話したきり。
私と男も、初対面だ。私も緊張をこらえきれず、ビールが進む。

ふと、身構える間もなく、ふいに男が現れた。
思ったより身長が高い。180センチ近い。
そして、思ったよりいい男だ。

はにかんだような笑顔で、控えめに、「はじめまして…」と、登場した。
爽やかな感じもある。
私ははじかれたように膝立ちになって、妻の横の座布団に案内した。

男は丁寧で落ち着いた雰囲気。
ゆっくり、明るい声で話す口ぶり。メールのやりとり通りのイメージで、まずは安心した。
私は妻の表情を盗み見る。
一瞬緊張していた妻の視線が、ふっと落ち着く。
第一印象は大丈夫のようだ。私の男のカンとして、妻が安心したのが分かった。

「すいません、先にやってまして…」挨拶の後、私は、まず詫びた。

「いえいえ、どうぞ、どうぞ、遠慮なさらずに」男は笑顔を見せる。笑うと、人なつっこい顔になる。

「飲み物は、何になされますか?何が好きなのかしら?」
妻が気を利かせて、飲み物を聞く。大丈夫だ。これはうまくいきそうだ。
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