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GRATEFUL & GIFT
第1章 危険なクラブ合宿
夢中でキスにしがみついていた。
そうしなければ、堪えられそうになかった。

足の間を覆う痛みの中で、柔らかく尖ったものが縦横無尽に蠢く。体が波打ち、背中を反らして喘ぐと、その場所を執拗に攻めてくる。

「ぁ…っぅんん」

苦しくて唇を離すたびに、高志先輩が覆いかぶさり漏れる声を強く吸い込む。

「そろそろ消毒出来ただろ」

何故か充輝先輩も苦しそうで、胸を撫でる手のひらが小刻みに震えていた。

「ん、はぁ…はぁ…っ」

肩で荒い息を繰り返しながら高志先輩から顔を離し、手首を縛っているスエットに顔を埋める。首や肩に触れるだけのキスをされながら、恥ずかしくて、ただ恥ずかしくて、収集つかないくらい混乱していた。

「もぅ……、」

止めてって言いたいのに、別の言葉を口に出してしまいそうで、何度も何度も首を左右に振る。

「はぁ…はぁ…」

瞬く間に消えたアルコールの熱がもどかしくて、触れる冷えた空気が哀しくて、高志先輩に体をすり寄せて泣いていた。
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