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GRATEFUL & GIFT
第2章 冬が終わる前に
タイツの上から秘部に触れると、そこは熱く湿り気を帯びていた。
小さく喘いで、千里が顔を隠すように背ける。浩人は首筋を唇でまさぐりながら、ショーツごとタイツをずらしていった。
「……っ、」
千里は体を震わせて、また境内へと視線を泳がせる。
「大丈夫だよ。コートで隠れてるから、誰か来たって恋人がイチャついてるようにしか見えない」
恋人と言うフレーズに千里がまだ馴れていないのを承知の上で、わざと“恋人”を強調して優しく諭すように耳元で囁く。
千里は小さく開いた口をすぐに固く結んで、浩人の胸に顔を埋めた。
「イジワル……」
か細く聞こえてきた声にくすりと笑い、浩人は茂みに隠されている一筋の柔らかい線をゆっくりと指でなぞる。割れ目の中から溢れ出た粘液が、瞬く間に浩人の指に絡みつく。
「ぁ…っん、……っ」
服に阻まれているはずなのに、千里の甘い吐息に心臓を直に撫でられたような錯覚に襲われて浩人は荒く息を吸い込んだ。
小さく喘いで、千里が顔を隠すように背ける。浩人は首筋を唇でまさぐりながら、ショーツごとタイツをずらしていった。
「……っ、」
千里は体を震わせて、また境内へと視線を泳がせる。
「大丈夫だよ。コートで隠れてるから、誰か来たって恋人がイチャついてるようにしか見えない」
恋人と言うフレーズに千里がまだ馴れていないのを承知の上で、わざと“恋人”を強調して優しく諭すように耳元で囁く。
千里は小さく開いた口をすぐに固く結んで、浩人の胸に顔を埋めた。
「イジワル……」
か細く聞こえてきた声にくすりと笑い、浩人は茂みに隠されている一筋の柔らかい線をゆっくりと指でなぞる。割れ目の中から溢れ出た粘液が、瞬く間に浩人の指に絡みつく。
「ぁ…っん、……っ」
服に阻まれているはずなのに、千里の甘い吐息に心臓を直に撫でられたような錯覚に襲われて浩人は荒く息を吸い込んだ。