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GRATEFUL & GIFT
第1章 危険なクラブ合宿
高志先輩は私の足の間に片膝をついていて、その膝が、その…つまり……当たっているのだ。
それに、肩を抑え込まれて、胸も…思いっきり触られている。
「……っ、」
高志先輩の真っ直ぐな瞳に鼓動がバクバクと高鳴る。
襲われてるわけじゃないし、先輩にそんなつもりは全くないって分かっているのに頭は真っ白で、
慌てたら変に思われる。
って、そんなことばかり考えた。
必死に、けれどバレてしまわないようにこっそりと深呼吸を繰り返す。
でも、落ち着けるはすがない。
そんなの絶対無理っっ!!
もももももしかして、慌てたほうが怪しまれない?
ど、どうなんだろう
どうしよう…っ
どうしたら……っっ
煩いくらいに鳴り響く心臓の音が思考を支配して、まともに考えることもできない。
パニックのあまり醜態をさらしかけた時、
「こら、そこ!じゃれてないで、荷物運べっ!!」
副部長の地を這うような怒鳴り声が響いてきた。
それに、肩を抑え込まれて、胸も…思いっきり触られている。
「……っ、」
高志先輩の真っ直ぐな瞳に鼓動がバクバクと高鳴る。
襲われてるわけじゃないし、先輩にそんなつもりは全くないって分かっているのに頭は真っ白で、
慌てたら変に思われる。
って、そんなことばかり考えた。
必死に、けれどバレてしまわないようにこっそりと深呼吸を繰り返す。
でも、落ち着けるはすがない。
そんなの絶対無理っっ!!
もももももしかして、慌てたほうが怪しまれない?
ど、どうなんだろう
どうしよう…っ
どうしたら……っっ
煩いくらいに鳴り響く心臓の音が思考を支配して、まともに考えることもできない。
パニックのあまり醜態をさらしかけた時、
「こら、そこ!じゃれてないで、荷物運べっ!!」
副部長の地を這うような怒鳴り声が響いてきた。