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開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第5章 開花する従属
「はぁ……っ、ふぅ……」

​脱衣所の曇りガラスのドアを閉めた瞬間、七海は抱えていた浴衣をカゴに置き、小さく震える息を吐き出した。

​浴室へと続くドアを開ければ、そこには全面透明なガラス張りの世界が広がっている。

一歩足を踏み入れれば、自らの全裸が、そして髪や身体を洗う無防備な姿のすべてが、秋のいる部屋へと露わになる。

これから訪れる、人生で一度も経験したことのない未知の領域。

その圧倒的な恥ずかしさに押し潰されそうになりながら、七海はいつもよりゆっくりとした動作で服を脱ぎ始める。

​(覚悟は、決めたはずなのに……)

​どれだけ自分を納得させようとしても、心臓の爆音と、指先の震えは止まらない。

それでも、あのガラス張りのシャワールームに足を踏み入れないという選択肢は、今の七海には存在しなかった。

ただ「嫌だ」という拒絶の感情だけではないことは、自分自身が一番よく分かっている。

けれど、初めての経験を前にして、どうしても足がすくんでしまうのだ。

​タイトなデニムを下ろし、ついに七海は、上下の黒い下着だけを身にまとった姿になった。

​ふと、洗面所の鏡に映る自分自身に目が留まる。

そこに映っていたのは、極度の緊張と気恥ずかしさによって、表情を硬くこわばらせた一人の女の姿だった。

​(……落ち着いて、私)

​心を鎮めるように、七海は今日という一日の記憶を一つひとつ手繰り寄せた。

秋に泊まりのデートに誘われ、あの厳かな神社で一緒に綺麗な空気を吸って、そして、夕食の席でのあのまさかの告白。

「俺の彼女になってよ」「ダイヤの原石を見つけた」――そう言って真っ直ぐに自分を求めてくれた秋の瞳。

​間違いなく、人生で一番特別で、最高の幸福に満ちた一日。

それは絶対に揺るがない事実だ。

だからこそ、今こうして、部屋の向こう側で冷徹に自分を支配し、下着の着用すら禁じてくる秋の命令に従っていることも、すべては彼に深く愛されているからこその「幸せ」なのだと、七海は自分に言い聞かせるように深く深く胸に刻み込んだ。

​「……っ」

​七海は意を決して、ブラジャーのホックに指をかけた。

一つずつゆっくりと外し終えると、今度は肩にかける細い紐に指を滑らせ、そっと肌から引き剥がすようにして、ブラジャーを外した。
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