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開発された女教師〜純愛の果ての真の快楽〜
第5章 開花する従属
「ねー、七海?」

​(あっ……ヤバい……!)

「ん……?」

​七海は必死に何事もないように装い、秋に背を向けたまま聞き返した。

「なんか……ここ、濡れてるよ?」

​(ん……っ)

​血の気が引くと同時に、全身の毛穴が収縮するほどの羞恥が七海を襲う。

「ん? なにが……?」

​精いっぱいの知らないふりをするために、引き攣る唇から言葉を絞り出す。

秋の方を振り返る勇気なんて、これっぽっちもなかった。

「だから、ここ濡れてるって。お尻の下らへんのところ」

「え? どういうこと……?」

「こんなに濡れてて、心当たりないの?」

「え、ええ? ほんとに分からない……なんだろう……」

​嘘に嘘を重ねる。

もう、引き返せない。

「そっかぁ……。じゃあ七海、ちょっとそのまま後ろに下がって、こっち来て」

​逆らえない、絶対の指示。

嘘をつき通して「分からない」と言い張る以上、怪しまれないためには彼の命令に従順に従うしかなかった。

​七海はゆっくりと後退し、ソファで両脚を広げて浅く座る秋の太ももの間に、背を向けたまま挟まれるようにして立ち尽くした。

​すると、秋が浴衣の濡れた染みの部分を、指先で何度かなぞった。

直接肌には触れていない。

けれど、浴衣の繊維の細かな振動を通して、秋が浴衣の濡れた部分を指先で触っている事実が、リアルタイムに脳へ伝わってくる。

​「七海? ここ濡れてるけど、本当に心当たりない?」

「え……うん……。本当に濡れてるの? 私、本当に……分からない……」

​嘘を突き通す。

濡れた理由が「あなたの身体を見て溢れ出させた愛液」だなんて、口が裂けても言えない。

​すると秋は突然、七海の脚と脚の間に滑り込ませるようにして、浴衣の裾からその長い腕を差し入れた。
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