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体罰進学校
第4章 掃除の罰
B班の班長が「行こう!」と私たちを促した。

声のする方に行ってみると、一人の女子生徒が職員の前に立たされていてうなだれている。

どうやら彼女は苔庭の中にある石灯籠の汚れを取ろうとしていたのだが、苔を踏んでしまったのだ。

「この苔はな、踏まれてしまうと元に戻るのに時間がかかるんだ!どうしてくれるんだ!!」

よく見るとその庭は一面にスギゴケが植えられていた。
スギゴケは踏まれてしまうと先端部分が折れ、変色したり枯れたりする原因となるため、踏んではいけない種類のタイプの苔だ。
確か日本史の授業で教師が、苔を使っているタイプの庭園はむやみに入らない方がいいという話をしていた気がする。

「庭を掃除するときは苔を踏むな、とあれほど注意したよな!」

職員からも苔についてはあらかじめ注意されていたようだ。
集まってきたE班の生徒も口々に謝罪をする。

「これはお前ひとりの責任では済まされない、連帯責任を負ってもらう!」

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