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体罰進学校
第5章 合宿最終日の罰
私たちが扉を開けるより早く、教員1人と職員が4人が部屋にずかずかと入ってきた。
「お、お前たち、これが何かわかるか?」
教員が震える手で差し出したものは、あのB班の生徒の一人がつくってくれたお守りだった。
その瞬間、隣にいた生徒2人が「ハッ!!」と息を呑んだ。
教員は紙でできたお守りを広げる。
すると、お守りは2枚の紙からできていて、内側には小さな字がたくさん書いてあった。
声の震える教員と対照的に職員が断罪するように言った。
「お前らがこの紙をテスト中に見ていたことはカメラに残っているんだ。」
「それ…どこで…?」
「馬鹿だなぁ。カンニングすることで頭がいっぱいになってただろ。普通にお前が使った机の下に落ちていたぞ。」
カンニング…?
「しかも、これお前の字じゃないよな?筆跡的にお前の字だろ?」
職員はお守りをくれた生徒を指差す。
生徒は反射的に顔を背けた。
「お前ももらったのか?」
私は胸ポケットにいれていた折り紙のお守りを取り出し、分解してみる。するとそこにも同じように文字が書かれている。よく見ると、私たちが苦手とする数学の公式や化学基礎や生物基礎の必須暗記事項がびっしりと書かれていた。
それはお守りのかたちをしたカンニングペーパーだったのだ…
全く気付かなかった。
「これはお前が書いて、こいつらに渡したんだよな?」
「……」
「じゃあ、お前らにも聞くけど、これはこいつからもらったんだな?」
うろたえている2人の生徒は頷いた。
「お前はこいつからこれをもらって、カンニングしたんだな?」
「はい…。」
2人は答えた。
「なんでカンニングなんかした?」
「だって…他のみんなが点数よくても、私の点数が悪かったら、みんなが罰をうけることになっちゃうでしょ?この班の中で私が一番勉強できないのに、みんな一生懸命私に勉強教えてくれて…でも、テストで点数取れる気がしないから…本当にごめんなさい…!!」
「私も…私のせいでみんなが罰を受けることになってしまうのは耐えられなくて…」
2人とも床にひれ伏して泣き叫んだ。
私は言葉を失った。
「で、お前は?なんでこんなことをした?」
職員はお守りをくれた生徒を睨む。
「お、お前たち、これが何かわかるか?」
教員が震える手で差し出したものは、あのB班の生徒の一人がつくってくれたお守りだった。
その瞬間、隣にいた生徒2人が「ハッ!!」と息を呑んだ。
教員は紙でできたお守りを広げる。
すると、お守りは2枚の紙からできていて、内側には小さな字がたくさん書いてあった。
声の震える教員と対照的に職員が断罪するように言った。
「お前らがこの紙をテスト中に見ていたことはカメラに残っているんだ。」
「それ…どこで…?」
「馬鹿だなぁ。カンニングすることで頭がいっぱいになってただろ。普通にお前が使った机の下に落ちていたぞ。」
カンニング…?
「しかも、これお前の字じゃないよな?筆跡的にお前の字だろ?」
職員はお守りをくれた生徒を指差す。
生徒は反射的に顔を背けた。
「お前ももらったのか?」
私は胸ポケットにいれていた折り紙のお守りを取り出し、分解してみる。するとそこにも同じように文字が書かれている。よく見ると、私たちが苦手とする数学の公式や化学基礎や生物基礎の必須暗記事項がびっしりと書かれていた。
それはお守りのかたちをしたカンニングペーパーだったのだ…
全く気付かなかった。
「これはお前が書いて、こいつらに渡したんだよな?」
「……」
「じゃあ、お前らにも聞くけど、これはこいつからもらったんだな?」
うろたえている2人の生徒は頷いた。
「お前はこいつからこれをもらって、カンニングしたんだな?」
「はい…。」
2人は答えた。
「なんでカンニングなんかした?」
「だって…他のみんなが点数よくても、私の点数が悪かったら、みんなが罰をうけることになっちゃうでしょ?この班の中で私が一番勉強できないのに、みんな一生懸命私に勉強教えてくれて…でも、テストで点数取れる気がしないから…本当にごめんなさい…!!」
「私も…私のせいでみんなが罰を受けることになってしまうのは耐えられなくて…」
2人とも床にひれ伏して泣き叫んだ。
私は言葉を失った。
「で、お前は?なんでこんなことをした?」
職員はお守りをくれた生徒を睨む。

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