この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
えちちな国のありす
第1章 ぺろぺろ兎にイカされちゃう♪
そのベストのポケットからは金色の鎖が伸び、
手には同じく金色の懐中時計が握られていた。
でも、その時計は針がぐるぐるぐるぐる
一定のところを指してない。
なんだか壊れているみたいで奇妙だった。
やっとその子に追いついた私は、
はあ、はあ、と息を荒げ、膝に手をついてなんとか呼吸を整えようとする。
「はあ…もう!待ってって言ってるのに!」
文句のひとつも言いたくなる。
そんな私を見て、同じくらいの速さで走っていたのに息も切らさないで立っている子が声を上げた。
「なんだい?キミ…ボク、急いで…あぁ!もしかして?」
もしかしてって?
顔を上げた私はちょっとびっくりした。
目の前にいたのは17〜8くらいの男の子。
顔立ちがとっても整っていて、肌が透けるように白かった。
そして何よりびっくりしたのは…
「そ…それ!?耳ぃっ!?」
男の子の頭から、にょきにょきとウサギの耳が生えていたのである。
その耳が時折ピクピク動いているところを見ると、飾りでもなんでもないようだった。
「なんだよ、そんな大声だして。
ウサギに耳があるのは当然だろ?」
ウサギって…ど、どういうこと?
びっくりはしたが、言葉は通じるみたい。
とにかく今は現状把握が大事、そう言い聞かせて尋ねてみた。
「あ、あのさ、ここドコ?
それと…さっきもしかしてって言ったけど、
あなた、私のこと、知ってるの?」
ウサギの男の子は、『あ、それは…』と口を開きかけたけど、ぐっとそれを飲み込んでしまった。
そして、こう言ってきたのだ。
「知ってるよ〜。でも、足りないからなぁ……。
うん、ならさ。キミの『時間』を少しボクにちょうだいよ」
「え? 時間?」
「そう。それがないとできないの!
ちょっといいコにしててくれればいいからさ」
男の子はニヤッと笑った。
なんだか、いやらしい感じの笑み……だった。
手には同じく金色の懐中時計が握られていた。
でも、その時計は針がぐるぐるぐるぐる
一定のところを指してない。
なんだか壊れているみたいで奇妙だった。
やっとその子に追いついた私は、
はあ、はあ、と息を荒げ、膝に手をついてなんとか呼吸を整えようとする。
「はあ…もう!待ってって言ってるのに!」
文句のひとつも言いたくなる。
そんな私を見て、同じくらいの速さで走っていたのに息も切らさないで立っている子が声を上げた。
「なんだい?キミ…ボク、急いで…あぁ!もしかして?」
もしかしてって?
顔を上げた私はちょっとびっくりした。
目の前にいたのは17〜8くらいの男の子。
顔立ちがとっても整っていて、肌が透けるように白かった。
そして何よりびっくりしたのは…
「そ…それ!?耳ぃっ!?」
男の子の頭から、にょきにょきとウサギの耳が生えていたのである。
その耳が時折ピクピク動いているところを見ると、飾りでもなんでもないようだった。
「なんだよ、そんな大声だして。
ウサギに耳があるのは当然だろ?」
ウサギって…ど、どういうこと?
びっくりはしたが、言葉は通じるみたい。
とにかく今は現状把握が大事、そう言い聞かせて尋ねてみた。
「あ、あのさ、ここドコ?
それと…さっきもしかしてって言ったけど、
あなた、私のこと、知ってるの?」
ウサギの男の子は、『あ、それは…』と口を開きかけたけど、ぐっとそれを飲み込んでしまった。
そして、こう言ってきたのだ。
「知ってるよ〜。でも、足りないからなぁ……。
うん、ならさ。キミの『時間』を少しボクにちょうだいよ」
「え? 時間?」
「そう。それがないとできないの!
ちょっといいコにしててくれればいいからさ」
男の子はニヤッと笑った。
なんだか、いやらしい感じの笑み……だった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


