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えちちな国のありす
第5章 あぶの〜まるにイカされちゃう☆
☆☆☆
「ほんっとーにごめんなさい!!!」
ここはもう平謝りである。
白ウサギの鼻先は可哀想なほどに真っ赤に腫れ上がっている。
整った顔が台無しである。
拳をめり込ませた瞬間に間違いに気づいた私は、
さっと彼の体の上から降り、
助け起こし、今や土下座せんばかりの勢いで謝っていた。
ただ、こんな理不尽な攻撃を受けたにも関わらず、
白ウサギは先程から、
『大丈夫ですよ』
『ボク、意外と頑丈なんで』
なんて言ってくれて、
挙句の果てには、
『おねーさんの拳のほうは大丈夫ですか?』
などとこちらの心配をしてくれちゃったりする。
あの薄情なシュウとは似ても似つかない、
人格者(兎格者?)である。
しかも、この子、
全然エッチな気配がしないのである。
ここに来て初めてかもしれない。
エッチに迫ってこない男の子…。
なんか、それも相まってホッとするやら、
何やらで、ものすごく気が抜けてしまった。
「ごめんなさい…私、ありすっていうの。
…何か、お詫びとかできないかな?」
なのでこんなことも言いたくなるわけだ。
白ウサギの男の子は、うーんと少し考えて、
「それじゃあさ…ボクと一緒に公爵夫人様のお屋敷に来てくれる?」
と言った。
「公爵夫人?」
「うん、ボクのご主人様なんだ…」
「ご主人様……?」
夫人ってことは女の人…だよね
でも…
私はちょっと躊躇した。
なんとなくだが、ちょっとだけ嫌な予感がしたからだ。
根拠は?と言われれば特にないのだが、
何度も危機に直面したことで培ってきた『勘』みたいなものが、
警告を発しているような…発してないような…?
「公爵夫人様は元気な女の子が大好きなんです。
ほら、ありすさんのこのパンチ…なかなかのものでしたから…」
くいくい、と人差し指で真っ赤になった鼻を指さしてくる。
そんなことをされると引け目があるだけに、私も弱腰になってしまう。
「う…うん、分かったわ…公爵夫人のお家…付き合ってあげるわ!」
そんな宣言をしてしまった。
あとになって、この時なんで私は
自分の本能に従わなかったのだろうと、
悔やむことになるのだが…。
「ほんっとーにごめんなさい!!!」
ここはもう平謝りである。
白ウサギの鼻先は可哀想なほどに真っ赤に腫れ上がっている。
整った顔が台無しである。
拳をめり込ませた瞬間に間違いに気づいた私は、
さっと彼の体の上から降り、
助け起こし、今や土下座せんばかりの勢いで謝っていた。
ただ、こんな理不尽な攻撃を受けたにも関わらず、
白ウサギは先程から、
『大丈夫ですよ』
『ボク、意外と頑丈なんで』
なんて言ってくれて、
挙句の果てには、
『おねーさんの拳のほうは大丈夫ですか?』
などとこちらの心配をしてくれちゃったりする。
あの薄情なシュウとは似ても似つかない、
人格者(兎格者?)である。
しかも、この子、
全然エッチな気配がしないのである。
ここに来て初めてかもしれない。
エッチに迫ってこない男の子…。
なんか、それも相まってホッとするやら、
何やらで、ものすごく気が抜けてしまった。
「ごめんなさい…私、ありすっていうの。
…何か、お詫びとかできないかな?」
なのでこんなことも言いたくなるわけだ。
白ウサギの男の子は、うーんと少し考えて、
「それじゃあさ…ボクと一緒に公爵夫人様のお屋敷に来てくれる?」
と言った。
「公爵夫人?」
「うん、ボクのご主人様なんだ…」
「ご主人様……?」
夫人ってことは女の人…だよね
でも…
私はちょっと躊躇した。
なんとなくだが、ちょっとだけ嫌な予感がしたからだ。
根拠は?と言われれば特にないのだが、
何度も危機に直面したことで培ってきた『勘』みたいなものが、
警告を発しているような…発してないような…?
「公爵夫人様は元気な女の子が大好きなんです。
ほら、ありすさんのこのパンチ…なかなかのものでしたから…」
くいくい、と人差し指で真っ赤になった鼻を指さしてくる。
そんなことをされると引け目があるだけに、私も弱腰になってしまう。
「う…うん、分かったわ…公爵夫人のお家…付き合ってあげるわ!」
そんな宣言をしてしまった。
あとになって、この時なんで私は
自分の本能に従わなかったのだろうと、
悔やむことになるのだが…。

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