この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
監禁願望の女
第8章 生贄Ⅱ
閉じきれずにいた弥生の唇へ、男の唇が静かに重なった。熱い息が先に混じり合い、男の唇は、弥生のものより硬く、確かな熱を持っていた。柔らかな彼女の唇が、その硬さに押されるように形を変えていく。

唇が深く重なった瞬間、重くなる瞼に任せ、熱に溶かされるように静かに目を閉じた。

震える吐息を漏らしながら、その唇を受け入れた。最初は、まるで挨拶を交わすように、確かめ合うように浅く、ゆっくりと遠慮がちに重なるだけだった。その繰り返しの中で、互いの潤いが滑らかに馴染み始めていく。

弥生は自らそっと唇を割った。その隙に、男の舌がそっと挿入される。

「ふぅ……」

男から分け与えられる熱が、彼女の舌を濡らし、しっとりと絡みついていく。口の奥まで優しく満たされるたび、喉から甘い吐息が零れ出た。

交じり合った熱い雫が、口の中を滑らかに満たし、息を吸う余裕さえ奪っていく。唇がほんの少し離れるたび、二人の間に微かな音を立てて、澄んだ糸が小さく架かっては千切れた。

中に満ちる濃厚な熱と、鼻から漏れる互いの息遣い。すべてが完全に混ざり合い、弥生はその濃密な甘さにただ溺れるように、密着する男の体に身を預け、深く口づけを受け入れていた。

唇がゆっくりと離れた後、弥生は静かに目を開けた。吐息の熱だけが、二人の間にどこまでも名残惜しく漂っている。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ