この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
監禁願望の女
第10章 監禁生活Ⅰ
堪えていた重みが抜ければ、恥丘の奥はぽかりと空いたようになるはずだった。ところが、軽くなったはずの場所には、消えない熱が取り残されている。切迫感に隠されていた内股の火照りも、擦れた肌の感覚とともに戻ってきた。
男を奥まで受け入れた記憶が、まだ体の中にある。
弥生はペーパーを手に取り、自分では見えないところへ当てた。紙越しにも分かるほど、濃密なとろみが残っていた。
深いため息が、唇からこぼれた。
「ふぅ……」
隠したい相手は、引き戸の向こうにいる。その男には見せられないまま、弥生は自分の中に残された蜜の濃さを、一人で確かめていた。
すべてを済ませて水を流すと、それまでとは比べものにならないほど大きな音が室内に響いた。
その音が消えるのを待ってから、引き戸へ手をかける。
戻らなければならない――。
毛布は男が持っている。
もう、一人でいることを許された時間は、終わっていた。
弥生自身が合図となる大きな音を立てたからだ。
ただ、戸の先で裸の体を隠すのか、それとも、そのまま男の前へ晒すのか。
まだ、決めることができなかった。
弥生は自らの意志で立ち上がり、戸を横へ滑らせた。通路に溜まった湿り気のある空気が、真っ先に裸の肌へ触れる。戸口を越え、静かにその向こうへ足を踏み出した。
男を奥まで受け入れた記憶が、まだ体の中にある。
弥生はペーパーを手に取り、自分では見えないところへ当てた。紙越しにも分かるほど、濃密なとろみが残っていた。
深いため息が、唇からこぼれた。
「ふぅ……」
隠したい相手は、引き戸の向こうにいる。その男には見せられないまま、弥生は自分の中に残された蜜の濃さを、一人で確かめていた。
すべてを済ませて水を流すと、それまでとは比べものにならないほど大きな音が室内に響いた。
その音が消えるのを待ってから、引き戸へ手をかける。
戻らなければならない――。
毛布は男が持っている。
もう、一人でいることを許された時間は、終わっていた。
弥生自身が合図となる大きな音を立てたからだ。
ただ、戸の先で裸の体を隠すのか、それとも、そのまま男の前へ晒すのか。
まだ、決めることができなかった。
弥生は自らの意志で立ち上がり、戸を横へ滑らせた。通路に溜まった湿り気のある空気が、真っ先に裸の肌へ触れる。戸口を越え、静かにその向こうへ足を踏み出した。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


