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監禁願望の女
第10章 監禁生活Ⅰ
男は両手首を縛る縄を片手で掴み直した。空いた手が、俯いた弥生の頭へ伸びてくる。
「アッ……」
大きな手が弥生の後ろ髪に触れた。
――押しつけられる。
触れられた瞬間、弥生の中で、その先に続く動きが生々しく浮かんだ。髪ごと頭を掴まれ、男の両脚の間へ顔を押しつけられる。逃げることも拒むこともできないまま、目の前にある欲望を、無理やり舐めさせられる――。
縄の中で、弥生の指が小さく震えた。それでも、両手を引こうとはしなかった。
弥生は観念したように瞼を閉じた。浅く息を吸い、固く結んでいた唇から、ゆっくりと力を抜いていく。あとは、髪に触れた男の手へすべてを委ねるだけだった。
男の指先に力が入り、弥生の肩の力が抜け、腰が勝手に揺れていく。
だが、頭は押されなかった。
髪の根元を探っていた指が何かを捉え、後ろ髪の中をゆっくりと滑っていく。
するり――。
かんざしが抜かれた。
「アッ……」
大きな手が弥生の後ろ髪に触れた。
――押しつけられる。
触れられた瞬間、弥生の中で、その先に続く動きが生々しく浮かんだ。髪ごと頭を掴まれ、男の両脚の間へ顔を押しつけられる。逃げることも拒むこともできないまま、目の前にある欲望を、無理やり舐めさせられる――。
縄の中で、弥生の指が小さく震えた。それでも、両手を引こうとはしなかった。
弥生は観念したように瞼を閉じた。浅く息を吸い、固く結んでいた唇から、ゆっくりと力を抜いていく。あとは、髪に触れた男の手へすべてを委ねるだけだった。
男の指先に力が入り、弥生の肩の力が抜け、腰が勝手に揺れていく。
だが、頭は押されなかった。
髪の根元を探っていた指が何かを捉え、後ろ髪の中をゆっくりと滑っていく。
するり――。
かんざしが抜かれた。

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