この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
監禁願望の女
第10章 監禁生活Ⅰ
腰を押していた手のひらが離れていく。

男は背後から弥生との間を詰め、その肩越しに腕を伸ばした。指が、正面の引き戸へ掛かる。

からり、と乾いた音がした。

戸が横へ滑るにつれ、湿り気を帯びた熱気が迫ってくる。顔に当たり、裸の肌を暖かく包み、それが瞬く間に足元まで広がっていた。

開かれた先にも、灯りは点いていない。それでも、浴槽の向こうにある曇り窓から朝の光が差し込み、浴室の中を淡く浮かび上がらせていた。

黒い漆喰の壁。長い年月を吸い込んだ太い梁。その下には、濡れた黒い石の床が奥まで続いている。窓の手前には白木の浴槽が置かれ、満たされた湯の表面から、細い湯気が静かに立ち昇っていた。

右手の壁にはシャワー。その下には、低い木の椅子と、丸い湯桶が並べられている。

男が、先に浴室へ入った。黒い床の上を進み、弥生のほうへ振り返る。
促す言葉はなかった。
だが、男に縛られた手首を握られ、浴室の中へ引かれた。

弥生は慎重に、片足を踏み出した。足の裏が、濡れた石へ触れる。

「ンッ……」

濡れた石が思っていたよりも冷たく、思わず足元を見つめた。
黒い床に、裸の両足が揃う。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ