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監禁願望の女
第3章 最初の女
男は、すぐに戻ってこなかった。
そのことが弥生の不安を募らせ、呼吸を早めていった。
重ね合わされた手首をお尻の上で擦り合わせるたび、腰が左右に揺れた。今度は膝を曲げ、足首をお尻に近づけようとする。指先を伸ばしても、虚しく宙を掻くだけで、体をよじることしかできなかった。滑らかなリボンは緩むどころか、手首の汗を含んで肌へぴたりと張りつき、隙間なく彼女を封じていた。
やがて弥生は動きを止め、男の足音を探すように耳を澄ませた。
砂利を踏みしめる音が聞こえ始めた。それが次第に近づくにつれ、弥生の体は硬直していった。
伸ばした両脚の先にあるドアが開いた。
「ンンッ……」
弥生は首を反らして反応した。
両脚が男の手でゆっくりと引かれ、弥生の体は小さな音を立てながらレザーシートの上を滑っていった。シートの端まで来ると、両足が砂利の上へ降ろされる。男に上体を支えられ、弥生は車のすぐ脇に立たされた。
突然の静けさに、弥生は周囲を探るように首を左右へ動かした。心地よい冷気が火照った肌に触れ、張りつめていた体から少しずつ力が抜けていった。
すぐ近くで鈴虫が鳴いていた。
その音だけを頼りに、弥生はそちらへ首を向けた。
再び男が近づく気配を感じ、弥生は身をよじった。だが次の瞬間、その体は男の腕に抱き上げられていた。
そのことが弥生の不安を募らせ、呼吸を早めていった。
重ね合わされた手首をお尻の上で擦り合わせるたび、腰が左右に揺れた。今度は膝を曲げ、足首をお尻に近づけようとする。指先を伸ばしても、虚しく宙を掻くだけで、体をよじることしかできなかった。滑らかなリボンは緩むどころか、手首の汗を含んで肌へぴたりと張りつき、隙間なく彼女を封じていた。
やがて弥生は動きを止め、男の足音を探すように耳を澄ませた。
砂利を踏みしめる音が聞こえ始めた。それが次第に近づくにつれ、弥生の体は硬直していった。
伸ばした両脚の先にあるドアが開いた。
「ンンッ……」
弥生は首を反らして反応した。
両脚が男の手でゆっくりと引かれ、弥生の体は小さな音を立てながらレザーシートの上を滑っていった。シートの端まで来ると、両足が砂利の上へ降ろされる。男に上体を支えられ、弥生は車のすぐ脇に立たされた。
突然の静けさに、弥生は周囲を探るように首を左右へ動かした。心地よい冷気が火照った肌に触れ、張りつめていた体から少しずつ力が抜けていった。
すぐ近くで鈴虫が鳴いていた。
その音だけを頼りに、弥生はそちらへ首を向けた。
再び男が近づく気配を感じ、弥生は身をよじった。だが次の瞬間、その体は男の腕に抱き上げられていた。

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