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監禁願望の女
第5章 牢
その安堵は長く続かなかった。緊張がわずかに緩んだ隙に、つい先ほど起きたことが、弥生の中へ戻ってきた。
まさか、最後までされてしまうとは思っていなかった。
弥生は閉じていた瞼に、さらに力を込めた。
男が本気だと分かった時には、もう逃げられなかった。両腕を背中に封じられ、体を押さえ込まれ、待ってほしいと口にしても、男は止まらなかった。
本当に、されてしまった。
その事実だけが、何度も頭の中を巡った。
あれは、本気の抵抗だった。
男の本気を確かめるために、わざと拒むふりをしたのではない。自分の望みどおりになりたくないという意地だけでもなかった。
男が体を寄せてきたとき、弥生は本当に怖くなった。
やめてほしいと思った。
少しでも男から離れようと体を前へ進ませ、背後に封じられた腕を後ろへ伸ばそうとした。肩を揺らし、腰をくねらせたのも、男にもっと強く求めてほしかったからではない。
本気で逃れようとしていた。
男の力に敵うとは思っていなかった。
それでも、抵抗せずにはいられなかった。
まさか、最後までされてしまうとは思っていなかった。
弥生は閉じていた瞼に、さらに力を込めた。
男が本気だと分かった時には、もう逃げられなかった。両腕を背中に封じられ、体を押さえ込まれ、待ってほしいと口にしても、男は止まらなかった。
本当に、されてしまった。
その事実だけが、何度も頭の中を巡った。
あれは、本気の抵抗だった。
男の本気を確かめるために、わざと拒むふりをしたのではない。自分の望みどおりになりたくないという意地だけでもなかった。
男が体を寄せてきたとき、弥生は本当に怖くなった。
やめてほしいと思った。
少しでも男から離れようと体を前へ進ませ、背後に封じられた腕を後ろへ伸ばそうとした。肩を揺らし、腰をくねらせたのも、男にもっと強く求めてほしかったからではない。
本気で逃れようとしていた。
男の力に敵うとは思っていなかった。
それでも、抵抗せずにはいられなかった。

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