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監禁願望の女
第5章 牢
自分が思い描いていた願望と、本当に男から力で押さえ込まれることは、まったく同じではなかった。想像の中では、怖くなればどこかで終わると思っていた。けれど男は、その抵抗を力で封じても、なお止まらなかった。

だからこそ、最後までされてしまったことが、本当に怖かった。
穴があったら隠れたいほど、怖かった。

そう思った瞬間、弥生の中でその言葉が別の意味へ変わった。

自分には、穴があった。

隠れるための穴ではなかった。そこへ男の硬く熱いものを押し込まれ、自分の体の一部であるはずの空間を、隙間がなくなるほど深く埋められてしまった。

最初に感じたのは、自分の中へ異物が入り込み、狭い場所を押し広げてくるような圧迫感だった。

男が動くたび、その存在が体の奥で感じられた。実際にどこまで届いていたのかは分からない。それでも、おへそのあたりまで貫かれ、腹の内側から押されているように感じられた。

浅いところへ戻ったかと思えば、次にはさらに深い場所まで貫かれる。その繰り返しを予感するだけで体は強張り、まだ来ない動きを待つ瞬間が、実際に動かされる瞬間よりも苦しかった。

あんなにじっくりと焦らされるなんて思わなかった。
すぐに終わってほしかった。
だけど、終わらなかった。
隠れたかった自分が、自分の中へ男を隠すように受け入れていた。
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