この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
監禁願望の女
第5章 牢
***

後ろでねじり上げた髪から、こぼれたひと房が頬を伝った。弥生は顔を振って払おうとすると、縄に包まれた上体まで揺れ、背中の結び目からギシギシ…と乾いた音が聞こえた。

弥生は動きを止めた。
暗闇の中では、体が立てる音まで大きく聞こえた。

浅い呼吸に合わせて、襦袢に包まれた肩が上下する。そのたびに弥生は、胸を横切る縄の位置を意識した。大きく息を吸おうとしても、体を囲う縄が襦袢の上から胸の広がりを留め、それ以上の動きを許さなかった。

だが、それは痛みではなかった。

麻縄は素肌に直接触れているわけではなかった。白い絹の襦袢が、乾いた麻縄と弥生の肌との間にあった。それでも彼女は、体のどこを縄が通っているのか、はっきりと感じ取っていた。

息を吸えば、胸を上下から挟むように横切る幾筋もの縄が存在を強め、吐けばその圧を少しだけ弱めていた。身をよじるたび、襦袢の絹が縄とともにずれ動き、肌へ密着した。その滑らかな感触に、弥生の体はもう一度、小さく揺れていた。

弥生は動くたび、体が縄の中にあることを意識していた。少しでも楽な姿勢を探そうと、肩と腰をゆっくり揺らした。体を支えようとする力はすでに弱まり、傾いた上体には、体重を縄へ委ねるような動きが増えていた。それは諦めにも似た仕草だった。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ