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監禁願望の女
第8章 生贄Ⅱ
けれど、男の言葉はその薄衣にまで指をかけ、容赦なく剥いでいった。
「監禁されたかった」と言い当てられた途端、体の芯は熱を持ち、重ねた両脚は白い絹を挟んで擦れ合った。その反応まで見られてしまった今、願望はもう、心の奥だけに隠しておくことができない。
男には、白い襦袢の下に浮かぶ体の線も、隠そうとして身を縮める姿も、その奥に閉じ込めてきた欲望も、すべて見えている。
もう逃れられない――。
縄からも、この牢からも、この男の支配からも。
そして、監禁されたいと願ってしまった、自分自身からも。
その諦めの裏で、消えることのない胸の熱が、期待となって意識の底でぐつぐつと煮えたぎっていた。
体の奥底では、恐ろしいほどの矛盾が吹き荒れていた。
耳に届く男の言葉は、甘美でありながら、どこまでも冷たい。けれど、両足首を掴んだままの手からは、焼けつくほどの熱が伝わってくる。背筋を氷でなぞられたような悪寒が駆け抜け、その直後には、体の芯がギュッと熱く痺れた。冷たく鳥肌の立ったはずの肌まで火照り、白い襦袢の内側に熱がこもっていく。身を震わせているはずなのに、男の手によって与えられる支配の感覚に、体が歓喜の熱を帯びていく。
「監禁されたかった」と言い当てられた途端、体の芯は熱を持ち、重ねた両脚は白い絹を挟んで擦れ合った。その反応まで見られてしまった今、願望はもう、心の奥だけに隠しておくことができない。
男には、白い襦袢の下に浮かぶ体の線も、隠そうとして身を縮める姿も、その奥に閉じ込めてきた欲望も、すべて見えている。
もう逃れられない――。
縄からも、この牢からも、この男の支配からも。
そして、監禁されたいと願ってしまった、自分自身からも。
その諦めの裏で、消えることのない胸の熱が、期待となって意識の底でぐつぐつと煮えたぎっていた。
体の奥底では、恐ろしいほどの矛盾が吹き荒れていた。
耳に届く男の言葉は、甘美でありながら、どこまでも冷たい。けれど、両足首を掴んだままの手からは、焼けつくほどの熱が伝わってくる。背筋を氷でなぞられたような悪寒が駆け抜け、その直後には、体の芯がギュッと熱く痺れた。冷たく鳥肌の立ったはずの肌まで火照り、白い襦袢の内側に熱がこもっていく。身を震わせているはずなのに、男の手によって与えられる支配の感覚に、体が歓喜の熱を帯びていく。

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