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白衣を脱いで~北新地の夜に溶け合う三人の蜜
第1章 白衣の私
香澄との会話は、いつも仕事から始まる。
「今日の抗がん剤、調製ミスが一件ありました。確認お願いします」
「わかった。香澄、君は最近、夜勤明けでも顔色がいいわね」
「先輩のおかげです。先輩が丁寧に教えてくれるから。病棟の服薬指導も、だんだん慣れてきました」
ある日、香澄が少しだけ声を落として言った。
「先輩って、部長と……仲がいいですよね」
私は薬棚の奥を見つめながら、答えた。
「仕事上の話よ。DIの共有や、チーム医療の打ち合わせもあるから」
「そうですか……。私、先輩が羨ましいです。部長って、厳しいけど、優しいところがあるじゃないですか」
香澄の言葉に、私の胸が小さく疼いた。 嫉妬ではない。むしろ、彼女が部長を「優しい」と見ていることが、私の中の欲情を刺激した。 私はすでに、部長との行為に慣れ始めていた。 最初の緊張は薄れ、代わりに「もっと強く」「もっと深く」という渇望が芽生えていた。
部長の欲望の凶器が私の内部を激しく掻き回すたび、私は自分を「熟れた桃」のように感じた。 果皮が破れ、甘い汁が溢れ、芯まで熱を帯びる。 その感覚が、日常の調剤作業の中にまで染み出してきた。処方箋を鑑査する指先が、夜の感触を思い出して微かに湿る日々が始まっていた。
ある金曜日の午後、外来処方箋が一段落し、病棟からの問い合わせも落ち着いたとき、部長が私を呼んだ。
「高〇先生、今夜、少し話があるんだけど」
「はい」 香澄が近くにいた。
「香澄ちゃんも、一緒にどうだ。食事でも。最近、よく働いてるからな」
香澄は目を丸くした。
「私ですか?」
「君も最近、抗がん剤調製も病棟業務も丁寧にこなしてる。三人で、少し息を抜こう」
私は、その瞬間に理解した。 部長は、すでに次の段階を考えていたのだと。 私の中で、熟れた桃の蜜が、さらに濃くなった。 香澄という白い百合が、私たちの夜に加わること。 その想像だけで、私の体は熱を帯びた。
「今日の抗がん剤、調製ミスが一件ありました。確認お願いします」
「わかった。香澄、君は最近、夜勤明けでも顔色がいいわね」
「先輩のおかげです。先輩が丁寧に教えてくれるから。病棟の服薬指導も、だんだん慣れてきました」
ある日、香澄が少しだけ声を落として言った。
「先輩って、部長と……仲がいいですよね」
私は薬棚の奥を見つめながら、答えた。
「仕事上の話よ。DIの共有や、チーム医療の打ち合わせもあるから」
「そうですか……。私、先輩が羨ましいです。部長って、厳しいけど、優しいところがあるじゃないですか」
香澄の言葉に、私の胸が小さく疼いた。 嫉妬ではない。むしろ、彼女が部長を「優しい」と見ていることが、私の中の欲情を刺激した。 私はすでに、部長との行為に慣れ始めていた。 最初の緊張は薄れ、代わりに「もっと強く」「もっと深く」という渇望が芽生えていた。
部長の欲望の凶器が私の内部を激しく掻き回すたび、私は自分を「熟れた桃」のように感じた。 果皮が破れ、甘い汁が溢れ、芯まで熱を帯びる。 その感覚が、日常の調剤作業の中にまで染み出してきた。処方箋を鑑査する指先が、夜の感触を思い出して微かに湿る日々が始まっていた。
ある金曜日の午後、外来処方箋が一段落し、病棟からの問い合わせも落ち着いたとき、部長が私を呼んだ。
「高〇先生、今夜、少し話があるんだけど」
「はい」 香澄が近くにいた。
「香澄ちゃんも、一緒にどうだ。食事でも。最近、よく働いてるからな」
香澄は目を丸くした。
「私ですか?」
「君も最近、抗がん剤調製も病棟業務も丁寧にこなしてる。三人で、少し息を抜こう」
私は、その瞬間に理解した。 部長は、すでに次の段階を考えていたのだと。 私の中で、熟れた桃の蜜が、さらに濃くなった。 香澄という白い百合が、私たちの夜に加わること。 その想像だけで、私の体は熱を帯びた。

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