この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
素敵な笑顔
第15章 音 ドール



 お母さんが淹れてくれた紅茶を飲むと、
ようやく頭痛は治まった。
頭痛の原因は、霊的な波動に当てられたからか、
怖くて緊張して、ずっと体を強張らせていたからか。

 もうおばあちゃんはこの世にいないんだな、
と改めて思うと、
手足が震えてきそうなほどさみしい。
おばあちゃんの匂い、おばあちゃんの優しさ、
おばあちゃんの素敵な笑顔。
もう二度と触れることができない。

 おばあちゃん、あのひとと再会できたかな。

 病院で、おばあちゃんは見えたけど、
あのひとは見えなかった。
ずっとお見舞いにも行ってなかったので、
いつからいないのかもわからない。
まさか今になって離れていくなんて思えないけど。
ただひとつ懸念があるとすると、
あのひとはおばあちゃんに、
相当えっちな覗き見をしていたと思われるので、
再会が間近になり、
悪行の発覚を恐れて逃げたってこともあり得そう。
そんなことを考えると、気持ちが少し明るく、楽になった。
死は、現世のひととは会えなくなってしまうけど、
全てが終わって無になるってことではないから。
おばあちゃんはきっとこれから、
幸せなときを過ごせる。
もう悲しい別れはない。
いつまででも一緒にいられる。
おばあちゃんたちが望む限り、
ずっと、ずっと……
/281ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ