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素敵な笑顔
第15章 音 ドール
 おばあちゃん、うそでしょうって思った。
おばあちゃんは、
ドールが詩子さんそっくりだとわかっていて、
わたしにくれたのだということ、
なぜかそう理解した。
すぐにばれてしまわないように、
髪と瞳の色を代えて。

 まさかおばあちゃん。
まさかと思うけど、夢で言ってた、
もうすぐいい子に会えるって、
詩子さんのことじゃないよねぇ?

 違うよおばあちゃん。
わたしは友達じゃなくて、もっと深い、
将来を共に歩いて行けるような伴侶と出会いたかったんだよ。

 詩子さんはどこからどう見ても女性だよ。
そりゃあすごく魅力的で、
素敵そうなひとだなって思ったけど。
でもわたしも、これでも一応、
女なんだけど……
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