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素敵な笑顔
第21章 音 再会
駅のベンチで、
わたしは持参したほうじ茶を飲みながら詩子さんを待った。
お葬式以来の詩子さん。
3日会ってないだけなのに、
もう一ヶ月も会ってない気がする。
詩子さんとのやりとりを思い出す。
連れてって、だめ、ばかりだったのに、
すごく楽しかった。
わたしの心は詩子さんでいっぱいだった。
待ち合わせの場所に現れた詩子さんを見て、
わたしは息を飲んだ。
この前の喪服姿も良かったけど、今日は別格。
詩子さんは紺色のワンピースを着ていて、
それがもう恐ろしいほど似合っていた。
まるで詩子さんのためにデザインされ、
詩子さんのためにあつらえたような。
神々しくて直視できない。
「割りと暖かいから大丈夫かと思ったけど、
失敗したわ」
不機嫌そうに言う。
「これ思い出のワンピースなの。
おばあちゃんがうちの美香ちゃんに買って、
それをあたしが譲り受けたものなのよ。
特別な外出用にしてて、
今日ほどふさわしい日はないって思ったんだけど」
陽だまりは暖かいけど、
日陰はやっぱりひんやりする。
風が吹くと肌寒いかも。
わたしは持参したほうじ茶を飲みながら詩子さんを待った。
お葬式以来の詩子さん。
3日会ってないだけなのに、
もう一ヶ月も会ってない気がする。
詩子さんとのやりとりを思い出す。
連れてって、だめ、ばかりだったのに、
すごく楽しかった。
わたしの心は詩子さんでいっぱいだった。
待ち合わせの場所に現れた詩子さんを見て、
わたしは息を飲んだ。
この前の喪服姿も良かったけど、今日は別格。
詩子さんは紺色のワンピースを着ていて、
それがもう恐ろしいほど似合っていた。
まるで詩子さんのためにデザインされ、
詩子さんのためにあつらえたような。
神々しくて直視できない。
「割りと暖かいから大丈夫かと思ったけど、
失敗したわ」
不機嫌そうに言う。
「これ思い出のワンピースなの。
おばあちゃんがうちの美香ちゃんに買って、
それをあたしが譲り受けたものなのよ。
特別な外出用にしてて、
今日ほどふさわしい日はないって思ったんだけど」
陽だまりは暖かいけど、
日陰はやっぱりひんやりする。
風が吹くと肌寒いかも。

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