この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
素敵な笑顔
第21章 音 再会
 駅のベンチで、
わたしは持参したほうじ茶を飲みながら詩子さんを待った。
お葬式以来の詩子さん。
3日会ってないだけなのに、
もう一ヶ月も会ってない気がする。
詩子さんとのやりとりを思い出す。
連れてって、だめ、ばかりだったのに、
すごく楽しかった。
わたしの心は詩子さんでいっぱいだった。

 待ち合わせの場所に現れた詩子さんを見て、
わたしは息を飲んだ。
この前の喪服姿も良かったけど、今日は別格。
詩子さんは紺色のワンピースを着ていて、
それがもう恐ろしいほど似合っていた。
まるで詩子さんのためにデザインされ、
詩子さんのためにあつらえたような。
神々しくて直視できない。

「割りと暖かいから大丈夫かと思ったけど、
失敗したわ」

 不機嫌そうに言う。

「これ思い出のワンピースなの。
おばあちゃんがうちの美香ちゃんに買って、
それをあたしが譲り受けたものなのよ。
特別な外出用にしてて、
今日ほどふさわしい日はないって思ったんだけど」

 陽だまりは暖かいけど、
日陰はやっぱりひんやりする。
風が吹くと肌寒いかも。
/281ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ