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素敵な笑顔
第21章 音 再会
「あー、いや、そうじゃないと思います。
たぶん、なんですけど、おばあちゃん、
死んでしまったそのひとに、
会いたくて会いたくて、
お化けでもいいから会いたくて、
ずっと気配を探っていたんだと思います。
それこそ何年も、何十年も。
そうしているうちに神経が研ぎ澄まされて、
その、ひとの心の機微?
そういうのに敏感になってたんだと思います」
「霊感があると、ひとの心の機微って、
わかるものなの?」
あれ、話がズレちゃったなと思う。
「あ、えっと、なんとなく、
ですけど、わかることあります」
「例えば?」
「例えば、ですか。えーそうですね。
普通にしてるけどすごくなにかに怒ってるな、とか、
このひとはあの子のことが好きだな、とか。
観察眼となにが違うのって聞かれると
よくわからなくなりますけど」
息切れする。
もうちょっとゆっくり歩いてほしい。
たぶん、なんですけど、おばあちゃん、
死んでしまったそのひとに、
会いたくて会いたくて、
お化けでもいいから会いたくて、
ずっと気配を探っていたんだと思います。
それこそ何年も、何十年も。
そうしているうちに神経が研ぎ澄まされて、
その、ひとの心の機微?
そういうのに敏感になってたんだと思います」
「霊感があると、ひとの心の機微って、
わかるものなの?」
あれ、話がズレちゃったなと思う。
「あ、えっと、なんとなく、
ですけど、わかることあります」
「例えば?」
「例えば、ですか。えーそうですね。
普通にしてるけどすごくなにかに怒ってるな、とか、
このひとはあの子のことが好きだな、とか。
観察眼となにが違うのって聞かれると
よくわからなくなりますけど」
息切れする。
もうちょっとゆっくり歩いてほしい。

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