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素敵な笑顔
第24章 詩 後日譚 あたしのもの
 いつものように、彩音の頬にそっとキスをする。
それだけでおしゃべりな彩音を黙らせることができる。
じっと目を見つめると、彩音は恥ずかしそうに目を逸らす。
もじもじしている顔。
なんてかわいいの。
今日はもう、興奮し過ぎないように自制する必要はない。
事前通告はしていないけど、これから彩音を抱く。
彩音をほんとうにあたしのものにする。

 キスしながら彩音のくちびるを舐めると、
彩音もそっと舌を出してきた。
くちびるが性器になり、舌が生殖器官になり、求め合う。
徐々に激しく、そしてお互いの鼻息が荒くなる。
彩音も興奮している。

 くちびるを離しても、
あたしたちは唾液の糸で繋がったまま。
彩音の潤んだ瞳。
あたしをじっと見つめてくる。

「ねえ、ベッドに行こうか?」

「え?」

「もっと彩音のことが知りたいわ」

 彩音の頭を撫でてあげる。
あたしの言った言葉の意味を、彩音が理解するまで、
時間はそんなにかからなかった。
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