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素敵な笑顔
第24章 詩 後日譚 あたしのもの
「緊張するね。でもなにも心配しなくていいからね」

 あたしは言い、硬く強張っている彩音の肩を撫でてあげる。
首筋にキスをして、そのままくちびるを耳の後ろまで滑らすと、
彩音のくちからため息のような吐息がもれた。

「ブラジャー、外しちゃうね」

 彩音の耳元で囁く。
彩音が微かに頷いたのがわかる。
彩音の背中に手を回すと、
彩音のほうからキスを求めてくる。
くちびると舌が同時に触れ合う。
震えるくらい官能的なキス。
ブラジャーのホックが外れる感触が指先に伝わる。
キスしながらだと、彩音の顔が見られないのがもどかしい。
でも一時たりともくちびるを離したくない。
そんなジレンマ。

「詩子さん、ごめんなさい、電気……」

 小さな声。恥ずかしいの、わかるよ。
初めてだもんね。
あたしはリモコンで、照明を落とす。
薄暗くなり、彩音が少し安心したのを見届けてから、
そっとブラを上にずらす。
隠したいのを我慢している顔。
すごくそそられる。
理性を保てなくなりそう。
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