この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
素敵な笑顔
第25章 音 後日譚 ダイヤモンド
「ガン見し過ぎよ。恥ずかしいですわ」
そんなこと言われても仕方がない。
ひとはほんとうに美しいものを見たときに、
言葉を失い息をするのも忘れ、
目を逸らせなくなってしまう。
「彩音が見たいって言うから着たのよ。
じゃなければ着たりしないわ」
胸の前で手を組み合わせて詩子さんは言う。
「彩音には、あたしだけを見てほしいの。
これだと、ドレスにも目が行っちゃうでしょう?
そうじゃなくてあたしだけ。
飾らないあたしだけでも、好きでいてほしいの。
普通の格好だと普通ね、なんて思われたくないの」
「思うわけないじゃないですか」
嬉しい。詩子さんがそんなこと思ってくれてるなんて。
「やっと返事してくれたね」
詩子さんがにっこりと笑う。100万ドルの笑顔。
「もう脱ぎたい。脱ぐ」
詩子さんは言い、惜しげもなく、
ぱぱっとドレスを脱いでしまった。
もったいないって思う。
もしわたしが詩子さんなら、
一日中でも鏡の前にいるのに。
そんなこと言われても仕方がない。
ひとはほんとうに美しいものを見たときに、
言葉を失い息をするのも忘れ、
目を逸らせなくなってしまう。
「彩音が見たいって言うから着たのよ。
じゃなければ着たりしないわ」
胸の前で手を組み合わせて詩子さんは言う。
「彩音には、あたしだけを見てほしいの。
これだと、ドレスにも目が行っちゃうでしょう?
そうじゃなくてあたしだけ。
飾らないあたしだけでも、好きでいてほしいの。
普通の格好だと普通ね、なんて思われたくないの」
「思うわけないじゃないですか」
嬉しい。詩子さんがそんなこと思ってくれてるなんて。
「やっと返事してくれたね」
詩子さんがにっこりと笑う。100万ドルの笑顔。
「もう脱ぎたい。脱ぐ」
詩子さんは言い、惜しげもなく、
ぱぱっとドレスを脱いでしまった。
もったいないって思う。
もしわたしが詩子さんなら、
一日中でも鏡の前にいるのに。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


